検索窓
今日:23 hit、昨日:13 hit、合計:33,732 hit

(それに...どうしても気になる。) ページ13

レオ) そりゃお前デートだろ、当然。
ゴン) えっ、そうなの?
キル) 違う(怒)

A) わざと、出てきたんだろうな。

キル) うん。
あいつら、後ろのカップルにもちゃんと気づいてたぜ。
さりげなく周囲の様子や動きに細心の注意を払ってる。俺達もこれ以上近づくとあいつらの警戒網にひっかかるから、間違っても視線は送るなよ。

A) マフィアに追われてるのにわざわざ出てきたのは、見つけられる為…。
自らを囮にしてまで、何かがひっかかるのを待ってるわけだ。

キル) 狩る気満々さ。

A) (くそ、もう少し近づければ声が聞こえそうなのに…。。他の音が多くてうまく聞き取れないぞ!)
ピクッ

瞬間、カフェの空気が一瞬だけ凍りついた感覚に陥った。

キル) 明らかに、空気変わったな。
ゴン) すごい、やな感じでビリビリくる。
レオ) まさか、バレたか?
A) いや、俺達に向けられたものじゃない。
レオ) わかんねーだろ、特にオレはお前らと違って「絶」とかいう気配断ちなんかできねーし。

キル) 今ここでんな事したら逆に不自然だっつーの。
奴らが今探ってるのはそんなとこじゃない。
広場にいる人間の表情や仕草、視線なんかから「違和感」をみつけようとしてんの!
だから今のゴンとレオリオの表情(カオ)やばいよ。
もっと自然に朗らかに話せよ。

キルアが言った通り、ゴンとレオリオが無理に笑顔を作る。

A) ブフォッ ゴホッゴホッ
待ってくれ、その顔は…ずる、いだろ…(ボソッ)

Aは飲み物を吐き出しそうになり咳き込む。

キル) ごめん、俺が悪かった(汗)
_
しばらくすると、標的の2人が席を立つ。

キル) 動いたぜ。どうする?
何度も言うけど、戦って勝てる相手じゃないからな。

レオ) 何とかするさ。しなきゃなんねーんだろ。

ゴン) うん。黙って帰るわけにはいかないもんね。

キルアは隣に座るAを見る。
Aは少し黙ったあと、目を閉じ、息を吐いた。

A) …やろう。
(どう考えても危ない賭けだが…
ゴン達を見殺しになんてできないしな。
それに…どうしても気になる。)

キルアは3人の答えに1つ息をつく。

キル) オーケイ。
んじゃ、オレの言うことよく聞いてくれ。
尾行はオレとゴンとAでやる。
こっから先は絶対奴等に姿を見られちゃいけないから、"絶"を使う。

キルアはそう言いながら絶をする。

レオ) (すげぇ…ここにいるのに存在感が虚ろになった。急にキルアが薄くなったような気さえするぜ。)

...ああ!→←...旅団に、何かあったのかもしれない。



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (36 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
49人がお気に入り
設定タグ:HUNTER×HUNTER , 男主 , 原作沿い   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

シロ(プロフ) - 1章の字を間違えてました、すみません...。 (2020年2月10日 10時) (レス) id: 6110f6241d (このIDを非表示/違反報告)
シロ(プロフ) - 凜々子さん» 凜々子さん!!ありがとうございます!!一生から読み続けてくださり、その上嬉しいコメントも頂けて、感無量です!ちょっと本気で涙が出そうです!!私も私の作品に触れてくださっている読者さんが大好きです!!(迷惑だったらごめんなさい!) (2020年2月10日 10時) (レス) id: 6110f6241d (このIDを非表示/違反報告)
凜々子(プロフ) - 一章からずっと見続けてます!やっぱりとても面白いです!十星押しときました!これからも応援してます!めっっっちゃ好きです!(唐突の告白) (2020年2月10日 10時) (レス) id: 132cc7b19e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:シロ | 作成日時:2020年2月5日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。