やるじゃないか、レオリオ! ページ48
レオ) いいんだよ、初めからそのつもりだったんだから。できるだけ尾ヒレがついてた方が有難い。
キル&A&ゴン) え?
レオ) 腕相撲は餌撒きさ。地中のモグラをおびき寄せるためのな。
A) モグラ…?
_
レオ) さぁーいらっしゃい、条件競売だよー!!
競売品は300万相当のダイヤモンド!!
落札条件は腕相撲れ!この少年に最初に勝った者にダイヤが与えられますよ!!
レオリオが昨日と同様に声を張り上げるも、昨日のように沢山の挑戦者は現れなかった。
男) なんだ、子供だぜ?やってみるか。
男) やめとけよ、あいつ昨日500人抜きやったらしいぞ。
男) 腕折られた奴が20人以上いるそうだぜ。
男) ゴリラに育てられたサル人間だってよ。
A) ゴン、お前腕の骨折るのはどうかと思うぞ…?
ゴン) 折ってないよ…!
キル) とんだデマ情報だな笑
レオ) (いい感じでウワサが独り歩きしてるぜ。)
根も葉もないウワサ話に、レオリオは聞き耳を立ててニヤリと笑う。
レオ) (もともと条件競売は非合法から発生したもの。今でも闇に紛れて競ってる連中はごまんといるはずだ。)
男) どけ。…やるぜ。
突然、挑戦はせず、周りから眺めているだけの聴衆をかき分けて、1人のガタイのいい男が名乗りを上げた。隣にもう1人小柄な男もいる。その2人は顔つきも明らかに一般市民ではなさそうだ。
A) でけぇー…。。
キル) 2mあんじゃねーの?
男) んー?どうやって組むんだ?こりゃあよォ。
レオ) ゴン、交代だ。オレがやる。
男はゴンと腕を組もうとするも、腕の長さの差が大きすぎた。そのため、レオリオがゴンに代ると言い出した。それに、小柄な方の男が口を出す。
男) ニイちゃん、ごねる気はねーが、そりゃ条件違反だろ?
レオ) わかってる。
…500万、プラスダイヤ。
俺に勝てばあんたのもんだ。これでどうだ?
男たちは1度顔を見合わせて、ニヤリと笑い、頷きあった。
A)レオリオって、そんなに腕相撲に自信あんのかな…?(ボソッ)
キル) そうは見えねえけどな。(ボソッ)
ゴン) うーん(汗)
レオリオと男が腕を組み合う。
ゴン) レディ…ゴッ!!
((ゴッ!!!
それは一瞬の事だった。合図とともに、レオリオが一瞬で相手の拳を机に叩きつけた。
あまりにも勢いが良すぎて、机にはヒビが入り、相手の腕の骨が折れてしまっている。
A) ヒュー♪
やるじゃないか、レオリオ!
キル) 伊達にハンターやってねぇってことな。
ゴン) すっごいや!
なんか、色んなマフィアに追われてた。→←じゃ、どうすんだよー。
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作者名:シロ | 作成日時:2020年1月16日 11時