彼は神の子悪魔の子 6章 (ページ27)

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ゴン、危なかったな！！ページ27

A) あ、何か、3人じゃ入れないみたいだから…

ミト) 当たり前よ！！
あなた、女の子でしょ？！
私ったら、気づかなかったわ、ごめんなさい！

A) え、あ、いや、

ミト) 服、一緒に洗っちゃっても大丈夫？
気にする子じゃないのかしら、ゴンも隅に置けない子だわ！こんな可愛い子を連れて帰ってくるなんて！

勝手に1人で喋っているミトに、Aは困惑する。

A) (良く喋るやつだな…)
というか、俺は、男だぞ！！

ミト) えー？！
ほんとー？(( ああ！
わ、ほんとだ、胸もないし、意外と体つきは男の子なのねー！！

ミトが急にペタペタと体を触ってくるのに、少し驚きながらも、筋肉を褒められてAは気分が良くなった。

ミト) 身長も大きいし、今いくつなの？

A) 確か、16だな！

ミト) へぇー、って、こんなことしてる場合じゃなかったわ！
ゴハン、早く作っちゃうわね！
あの2人、お風呂出るの遅かったら強引に引き上げちゃってもいいわよ！

A) ！分かった！！
ｶﾞﾁｬ

キル＆ゴン) わ！！
キル) ちょ、何す、やめろやめろ！！
ゴン) A、何何？！
A) お前らだけ楽しそうでずるい！！
ﾊﾞｼｬｰﾝ
3人) うわぁぁ！！

ミトは風呂場から聞こえる3人の楽しそうな声に、笑顔を浮かべながらゴハン作りを再開した。
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キル) 全く、酷い目にあったぜ…
A) 楽しかったな！！(( お前だけな！
ゴン) ハハハ(汗)

3人が一緒に風呂場から出てくると、食卓に美味しそうな料理が並べられていた。
3人の目が輝く。

3人) わぁ！！

A) 美味そう！！

ミト) さ、皆召し上がれ！

3人) いただきまーす！！

3人は料理を食べながら、ミトに今まで経験してきたことなどを楽しそうに伝えた。

ミト) …試験、どうだった？

ゴン) やっぱり大変だったよ。
会場までたどり着いたのがたった400人位で、合格したのその中の8人だもん。
…そーだ、見て！！これがハンター証。

ゴンが誇らしげに取り出し、ミトに渡す。
ミトはじっとライセンスを見つめる。

ミト) ふーん、けっこう普通ね。
…えい。(( ｸﾞﾆ (( わーっ！！

そして、ライセンスを折り曲げようとした。
ゴンが慌てる。

ゴン) 何すんだよもー！

ミト) 冗談よ、本気でやるわけないでしょ。
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3人はご飯を食べると、くじら島の探検に出かけることにした。
家を出ると、キルアがゴンに囁く。

キル) アレ絶対本気だったぜ。(( うん！！
A) ﾊﾊﾊ！ゴン、危なかったな！！