三十話、共犯者 ページ45
A「え、エリス嬢。駄目ですよ!」
エリス「いいから!いいから!」
A(どうしましょうか…)
現在、芥川Aはピンチに陥っていた。これから敵組織に一人で囲まれた方がまだマシである。事の発端は数十分前に遡る
〜商店街〜
A「首領、組合の情報の受け渡し場所は…って聞いていますか!?」
Aが説明しようとしたが、森はエリスに服を着て欲しいやら、Aの話を聞いていなかった
森「あ、ああ御免ね。だって、エリスちゃんが可愛いんだもの」
A「エリス嬢に服を買い与えるのは構いません。ですが今回受け取るのは、かなり重要な情報です。しっかりと話をって…言ってる側から…!」
森は何故か一軒の服屋へと嬉々とした様子で入って行った。すると、何故か着いて行かなかったエリスがAの手を掴む
エリス「さ!行くわよ!」
A「え?エリス嬢?!」
そして、文頭へ戻るのだ
エリス「リンタロウもリンタロウだけど、AもAよ!確かにリンタロウはダメダメだから、仕方ないけど、Aはもう少し休まなきゃ!」
そう、Aの手をしっかりと掴みながら小走りで店通りを通り過ぎる
エリス「あっちにね!美味しいクレープのお店があるのよ!一緒に行きましょう!」
A「エリス嬢…解りました。毒を食らわば皿まで、ですね」
Aも笑い、エリスの後を着いて行った。その時数人の探偵社員とすれ違ったが、エリスの手には逆らえず、そのまま通り過ぎて行った
A「今のは…」
エリス「ほら!速く!」
エリスに手を引かれながら、Aは探偵社員と、その前方にいた、見覚えのある赤毛の少女の事を考えていた
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りんりん(プロフ) - 神楽さん» 正解です!わざわざありがとうございます。嬉しいです! (2023年2月11日 21時) (レス) id: 67e2abf0c7 (このIDを非表示/違反報告)
神楽 - 花は,君影草。花言葉は「幸福が戻ってくる」。ですかね…? (2023年2月11日 20時) (レス) @page8 id: 41c526018a (このIDを非表示/違反報告)
りんりん(プロフ) - 麗さん» ご指摘ありがとうございます!すぐに訂正致しました。これかもよろしくお願いします (2021年5月21日 12時) (レス) id: 67e2abf0c7 (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 4ページ 確かめたくて の め が抜けています (2021年5月20日 22時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
りんりん(プロフ) - やっさんさん» やっと二期に入りました!長かった〜 (2020年12月29日 1時) (レス) id: 7fd268645f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りんりん | 作成日時:2019年11月13日 20時