四十話 ヨコハマキングパラダヰス ページ42
A「ナオミさん!下がってください!」
Aがナオミを後ろに下がるが
ナオミ「…!ダメですわ!Aちゃん!」
Aはナオミの前に立つ、そしてその刹那、銃が乱射される。しかしAは後ろに立って居たナオミに引っ張られ、後ろに下がってしまう
A「…!」
そして、その前には、血塗れのナオミが
ナオミ「兄…様…大…丈…夫…?」
そして倒れてしまった。それを見た谷崎は
谷崎「ナオミ!ナオミ!?、ど、どうしよう…そ、そうだ、止血帯、敦君、止血帯持ってない!?あ、いや、先ずは傷口を洗って…あぁ違う、与謝野女医に見せなきゃ!医務室まで運ばないと敦君!足持って!」
谷崎が此方を向くが、樋口に銃口を突きつけられてしまう
樋口「貴方が戦闘要員でない事は調査済みです健気な姫君の後を追っていただきましょうか」
普通なら怯える所だろう、だが
谷崎「あぁ?チンピラ如きが!よくもナオミを傷つけたね!?異能力!細雪!」
何時もの谷崎からは想像が出来ない、怒りに満ちた声をあげた。そして谷崎を文字列が包み、それが全体に広がり、雪が降る
樋口「…!この季節に雪?」
雪を見て驚いている、そして谷崎は殺意が篭った目で樋口を見ながら
谷崎「敦君、Aちゃん、奥に下がっているんだ。此奴は僕が…殺す!!」
A「…!」
探偵社の暗黙の了解。ナオミに手を出せば死、あるのみ。これはAが作った探偵社の暗黙の了解の一つであった。そして谷崎はAの方を向くと
谷崎「Aちゃん、ナオミをお願い」
A「分かりました」
Aはナオミを受け取ると目を閉じ
A「月詠」
何者かの名前をAが呼ぶと文字列が現れ、美しい着物の女性が立っていた
敦「…!?」
敦はいきなりの事で驚いているが
月詠「主人様、何か御用でしょうか?」
A「ナオミさんの傷を治癒してください」
Aが言うと、その女性は微笑み
月詠「分かりました」
そしてナオミに向かって扇を振ると、ナオミは緑色の光に包まれ、傷が消えた。だが目は覚まさない、それを見た敦は
敦「ナオミさんは!」
その質問にAは微笑み
A「大丈夫、気絶をしているだけです。ありがとうございます、月詠」
女性に振り返る。すると女性は
月詠「またいつでもお呼びくださいね」
そう言い消えた。そしてAの視線は谷崎の方へと移る
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りんりん(プロフ) - やっさんさん» レス、出来なくてすみません!夢主ちゃんも偶にボケさせようと思っています。それも楽しんでくれると幸いです! (2019年10月14日 21時) (レス) id: 7fd268645f (このIDを非表示/違反報告)
りんりん(プロフ) - やっさんさん» コメント、ありがとうございます!こっちは全然被害もなくて、少しワタワタしたくらいです。続編に行きましたので、そちらも更新していくので、是非見てみてください! (2019年10月14日 21時) (レス) id: 7fd268645f (このIDを非表示/違反報告)
やっさん(プロフ) - りんりんさん» 更新があり、とりあえず台風を無事にのりきったようで、、なによりです。被害が大きかっ為、心から喜ぶわけにはいきませんが。続編もどんな漫才が飛び出すか楽しみ♪♪です。ところで、ポートマフィアに謎の人物が... ??面白くなりそうです♪♪。 (2019年10月14日 21時) (レス) id: fd24bdc7a6 (このIDを非表示/違反報告)
やっさん(プロフ) - りんりんさん» ... 汗。太宰さんだけでも、大変なのに、夢主ちゃんまで、ボケれば、国木田さん、ノイローゼになりそうですね(苦笑)。しーらない 逃げっ。笑。 (2019年9月27日 12時) (レス) id: fd24bdc7a6 (このIDを非表示/違反報告)
りんりん(プロフ) - やっさんさん» ありがとうございます♪自分でこうだったら面白いかな?とか考えながらやりました!偶に夢主ちゃんもボケる予定です♪ (2019年9月20日 23時) (レス) id: 7fd268645f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りんりん | 作成日時:2019年9月9日 21時