また明日__�� No side ページ18
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七海「虎杖君」
高専の地下にある無機質な空間。
七海と虎杖の前には、真人により改造されてしまった人間の遺体が並べられている。
虎杖「説教？」
七海「命を助けて貰った相手に説教もクソもないでしょう。」
虎杖「…俺が？」
七海「奴の術式は他人の魂に干渉する。
君が領域内に侵入したことで宿儺の
おかげで助かりました。」
虎杖「でも俺、代わってねぇよ」
七海「宿儺が出たのではなく、奴が入ったんです。」
虎杖「じゃあ助けたのは俺じゃない。コイツの気まぐれだ。」
黒い布で包まれた遺体は、ただそこに置かれているだけだ。
しかし初めて遺体を見た時よりも、虎杖には衝撃が大きかった。
虎杖「…ナナミン、俺は今日、人を殺したよ。」
虎杖「人は死ぬ、それは仕方ない。
ならせめて正しく死んで欲しい。
そう思ってたんだ。」
虎杖は目を伏せた。
虎杖「だから引き金を引かせないことばかり考えてた。
でも自分で引き金を引いて分かんなくなったんだ。」
虎杖「正しい死ってなに？」
静かにそう問う虎杖に、七海も静かに答えた。
七海「そんなこと私にだって分かりませんよ。
善人が安らかに、悪人が罰をうけ死ぬことが正しいとしても、世の中の多くは善人でも悪人でもない。
死は万人の象徴ですが、同じ死は存在しない。
それらを全て正しく導くというのはきっと苦しい。
私はおすすめしません。
…などと言っても、君はするでしょうね。」
虎杖「…」
何も答えない虎杖に、七海は注意喚起をする。
七海「死なない程度にしてくださいよ。
今日君がいなければ私が死んでいたように、君を必要とする人がこれから多く現れる。
虎杖君はもう、呪術師なんですから。」
初めて会った際に七海には、呪術師でいることを否定されていた虎杖。
七海から貰った言葉に、虎杖は涙を潤ませた。
…………………………………………………
虎杖や七海がいた部屋の少し奥。
くまのあるタレ目が、台に横たわる人物の顔を見つめる。
家入「これはまた酷い傷だな。
急所が外れていたから出血多量で済んだけど。
どうせまた、上に無理を通したんだろ？
悟。」
五条「まぁね。
僕もそろそろ殺されるかも」
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セツ(プロフ) - 初コメ失礼します!いつも楽しく読ませてもらっています。辻褄合わせが大変なら番外編で絡ませる方がアリだと思いますが、個人的にはどっちも推しなので救ってほしいと思いました!(伏黒パパと夏油先輩推し)更新無理のない範囲で頑張ってください😁 (1月4日 7時) (
レス) @page50 id: a9c1286aea (このIDを非表示/違反報告)
夜ﾖﾙ(プロフ) - みんちょさん» えへ、えへへへ、、うれしいです、、、亀より遅い更新ですがこれからもちらっと覗いていただければ嬉しいです、、 (1月1日 3時) (レス) id: 04be3c40c0 (このIDを非表示/違反報告)
夜ﾖﾙ(プロフ) - ももっちさん» 復帰しました！！ほんとお待たせしてしまいましたとても励みになりますありがとうございます！！ (1月1日 3時) (レス) id: 04be3c40c0 (このIDを非表示/違反報告)
夜ﾖﾙ(プロフ) - Sakiさん» ようやく投稿出来ましたああああもう半年もすぎてますね大遅刻です (1月1日 3時) (レス) @page47 id: 04be3c40c0 (このIDを非表示/違反報告)
みんちょ - 頑張ってーーーーーー！！！！めちゃめちゃおもろいもしかして神？？信者になります。 (12月17日 14時) (レス) @page41 id: 15c3edd684 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜ﾖﾙ | 作成日時：2022年8月7日 18時
