School life（２０） ページ21
リヴァ「話を逸らせてしまったな。
噂の詳細を聞かず、速まってしまってすまない。
だが先程話したのは全て事実だ。
それで…誰からそのでたらめな噂を聞いた？」
エレ「あの！聞いたと言うよりは、聞こえたんです！
朝、俺達の教室にエリアナ先輩が来て、妙に大きな声で後輩と話してました。」
さっきまでリヴァイとまともに話せなかったエレンだが、恐らく恐れる存在ではないとわかったのだろう。
まあ呆れるような話を聞けば、誰もが気が抜けてしまうのではないだろうか。
リヴァ「そうか…またか」
ミカ「また…ってことは、今までにも何回かあったんですね？
なんで…なんで別れたふりをしようとしないんですか？
なんでAを苦しめるんですか？
Aはまだ１年生なんですよ！
せっかくこの学園に来たのに、あなたのせいで…あなたのせいで台無しになってしまう!!」
リヴァ「わかっている。だからこそ、((『リヴァイ』…(ｺｸﾝ」
『私が、別れたふりをしたくないって言ったの』
エレ、ミカ、アル「「え？」」
本当はつい先日、リヴァイからは「やっぱり危険だからふりはもう止めよう」と話を持ちかけられていた。
でも私は嫌だった。
まるでエリアナ先輩に負けたような気がするから。
ここで去ったら相手をいい気にさせることになりうる。
…それに、なぜだかわからないけど、その話を持ちかけられた瞬間、相談相手がいないとか、一人でいる時とか、それとはまた別の"寂しさ"を心の片隅で微かに感じていた。
リヴァイとはもう、何も繋がりがなくなってしまうような…
手の届かないような存在になってしまうような…そんな寂しさ。
正直、この感情がなんなのかよくわからない。
でももう少し時間が経てばわかるはず。
だから私はこのままの関係を続けたいと思った。
しかしこうも馬鹿正直に説明する訳にはいかないよな。
『リヴァイからふりを止めようって話はあったんだけど、なんかエリアナ先輩に負けたような気がしてさ。
だから別れたふりはしたくないんだ。』
ミカ「そう、なの…」
ミカサは心配してくれていたようだ。
なんて心優しいんだろう。
私はミカサの両手を包むようにして握った。
『心配してくれてありがとう
えへっ//ミカサ大好きっ//！』
ミカ「あ//…A…
(え、笑顔//まさか私が女子にドキッとしてしまうなんて…！)」
ぎゅっ！
ミカサは突然抱きしめてきた。
どうしたものかと表情を伺えば、頬はほんのり紅く、どこか嬉しそうだ。
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愛里 - メチャクチャ面白かったです！！！！ (2022年4月9日 11時) (
レス) @page37 id: 825e1873ea (このIDを非表示/違反報告)
みゆ(プロフ) - ヤバイ！めっちゃ面白い！！まだ半分しか読めてないので続きも楽しく読ませていただきます！ (2020年5月11日 5時) (レス) id: fa36a244e5 (このIDを非表示/違反報告)
ラト - 神作品!!!面白かったですありがとうございます! (2020年3月7日 22時) (レス) id: 8c4c38e0a5 (このIDを非表示/違反報告)
ここ - 面白かったです！\(//∇//)\ (2019年1月7日 14時) (レス) id: bb460f2755 (このIDを非表示/違反報告)
ミカン(プロフ) - エレリヴァもリヴァエレもいいよね←腐女子であり夢女子 (2018年7月27日 15時) (レス) id: e0582b697e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Double G | 作者ホームページ：
作成日時：2016年8月20日 15時
