Page10単編『勤務時間に何やってんだ』 ページ25
8本目の栄養ドリンクを開ける。
凡てこの太宰幹部の所為だ!!彼の報告書まで書かないといけないんだぞ?!
「太宰幹部……貴方はどうやったら仕事をしてくださるんです?」
うーん?と今迄デスクに突っ伏して居た彼が此方を視て云った。
『Aちゃんが接吻でもしてくれたら…考えるのだけれど。』
「!!?だ、だから云ってるじゃないですか!勤務時間内はそんな事できません!」
『じゃあ私遣らない。』
「うげっ…」
『接吻だけだよ?ほかに全く疚しい事なんてしない。』
今クソ信用ならない事云った。この人。
『幹部様の云うことが信じられないの?』
「そ、そんな訳では…」
『じゃあしろ。命令だ。』
幹部ずりいぃいい
『出来損ないの部下には色々教えてあげないと。』
「ほ、本当に一回だけです!あとは仕事してください。」
『判ったよ。』
私は多分顔が真っ赤だろう。
でもこれで太宰さんが仕事をしてくれるなら…
「いきますよ。」
私は背伸びして、彼に触れるだけの接吻をした。
私と太宰幹部の身長差は20cm近く、頑張らないと届かないくらい彼の背丈が高い。
「これで…っいいですよねだから仕事しっうわっ」
腕の中に抱きとめられて居た。
『深い方もしてくれないと。ね?』
---
「はっ…だざ、幹部し、ごと…はぁ」
『もう良くない?私遣りたくない。』
「私…が接吻…した意味…は」
『これが目当て。』
太宰幹部は妖艶な笑みを浮かべる。
『あと太宰さん。ね?幹部じゃないから…』
「然し…今は…きん、む…ちゅ、うです」
『そうだねェ。でも気持ちよくなっているのだろう?』
『ホント…いやらしいなぁ…』
「ひゃぅっ…耳…は」
『今日はもうおしまーい。』
「え…じゃなくて判りました…」
『次はもっと…長くて深い接吻をしてあげる。勤務中は人が此処に寄らないだろう?』
楽しみにしててね。
と耳許で彼は囁いた。
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桜深 奏(プロフ) - うどんさん» そうですか… (2018年6月6日 7時) (レス) id: 9f2d58895d (このIDを非表示/違反報告)
うどん(プロフ) - どうやら最新作にURLが上書きされてしまったようです…何度もすみません… (2018年6月6日 6時) (レス) id: d550fea9be (このIDを非表示/違反報告)
桜深 奏(プロフ) - 問い合わせフォームにURLを教えて欲しいと言えば教えてくださる筈です! (2018年6月6日 6時) (レス) id: 9f2d58895d (このIDを非表示/違反報告)
桜深 奏(プロフ) - 今見たのですが、ネットの方でも作品が見れないので、問い合わせフォームに行った方がいいかもしれません。 (2018年6月6日 6時) (レス) id: 9f2d58895d (このIDを非表示/違反報告)
うどん(プロフ) - できませんどうしましょうえっと (2018年6月5日 23時) (レス) id: dfb4fe35b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:うどん | 作成日時:2018年5月22日 23時