【あんスタ】猫被り女は元暗殺者【暗殺教室】 (ページ48)

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にゃあ！ページ48

姫宮side

会長に報告しようとした。
でも、Aはなんて思うかって考えたら。
Aの意思も聞くべきなんじゃって思ったんだ。

貴「…どうして？」

姫宮｢っだってだって！！…Aは
生徒会にいないし…Tricksterの。サルのいる
ユニットの協力してて、だから…だから！！｣

氷鷹｢姫宮ｯ！｣

話をまとめる前に口走って止まらない
僕の口は言うはずもない言葉を連ねる。

言いたくないけど心の奥底に秘めてた
Aへの言葉が溢れすぎた。

失望されてしまった…。
そんな考えが頭を駆け巡る。

貴「それは、違うよ。
いま生徒会はこの学院の状況を悪化させようと
している。私はそれを止めるだけ。
桃李くんは勿論好きだし大切なお友達だけど
間違ってる事は正さなきゃ。」

姫宮｢へ？…僕のこと、嫌ってない？｣

貴「え、どうして？」

安心感とAが好きで、大切な友達と
言ってくれた優越感が身に染みて
今まで我慢した分の涙がだんだん溢れ出てくる。

弓弦にも誰にも言えなかった。
お金目当てで近づいてくる人しか

だから。

姫宮｢っ…Aっ！！う"…あ…A～…！
あり、がとっう～！｣

貴「わっ、よしよし。」

氷鷹｢よし、俺はご飯を持ってくる。
なんでもいいか？｣

貴「うん。」

姫宮｢う…ん｣

目を晴らしてしまった情けない顔をAに
見られてしまった、なんて考え今はなかった。
人気がないアイドル科の食堂でAに
抱き寄せられて泣きじゃくってしまった。

クリーニングに出してジャケット返そう…
新品、買おうかなあ…。