ぷろろろろ〜ぐ ページ1
その日は大雨だった。
両親が共働きで、今日はたまたま二人とも家に帰って来れないという電話が寄越された。
兄が二人いるものの、二人とももう独立して今現在この家にいるのは、私だけだった。
雷が重い雲の奥で轟く。
寝て起きたばかりの私は部屋着姿のまま、庭で干していた洗濯物を取り込もうと慌てて外へ出た。
土砂降りの中、傘を差す暇もなく急いで取り込んでいると、
足元にある何かに足がつまずき、強風も相まってバランスを崩してしまった。
ぐらりと視界が反転すると地面に倒れ込む。
粒の大きい雨が地面に埋め込むように自分の体を圧迫する。
目も開けてられないほどで、直後、今まで聞いたこともないような轟音とともに閃光が目の前をかき消した。
何が起きたかと目を見開けば、そこに広がっていた景色は、さっきまでの土砂降りの庭ではなく、
家と家の狭間の見知らぬごみ捨て置き場と変貌を遂げていた。
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のと丸(プロフ) - 雪華さん» わー!鋼錬の小説で、コメントして下さった方ですよね!ありがとうございます!(´∀`*)続編というか、新作ですが;; (2019年7月15日 9時) (レス) id: 3187970ecf (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - 続編おめでとうございます! (2019年7月15日 8時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
のと丸(プロフ) - みぃさん» 初めまして!コメントありがとうございます!!ご感想とても嬉しく、励みになります!。°(°´∀`°)°。銀魂の小説は初めてなので至らないところがあるかもしれませんが、今後とも楽しんで下さい(´▽`*) (2019年7月13日 16時) (レス) id: 3187970ecf (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - 初めましてです!とても面白いです!この作品が大好きです。更新頑張ってください! (2019年7月13日 16時) (レス) id: d77d134be6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:のと丸 | 作成日時:2019年7月10日 22時