ヨコハマの夜兎ガールは今日も元気です！【文スト×銀魂】

夜兎ガールと依頼内容 ページ45

｢それで｣

引き摺られていく太宰を一瞥した依頼人さんは
──


｢依頼と云うのはですね､我が社の建築物(ビルヂング)の
裏手に･･････最近善からぬ輩が屯している様なんです｣


｢(普通に再開した･･････変人慣れしてンのかな)｣

『(そのスルースキルを下さい)』

特に気にすることなく本題に入った
師匠と呼びたい←



｢善からぬ輩ッていうと？｣

｢分かりません。ですが襤褸をまとって日陰を歩き
聞き慣れない異国語を話す者もいるとか｣

まるで漫画に出てきそうな位､怪しいヤツだネ


｢そいつはっきり密輸業者だろう｣

別室に消えたはずの国木田が出てきた
扉が閉まる直前目にも悍ましい光景が見えた気がしたが
見なかった事にしよう。
嫌いなんだよね､そーゆー非現実的な物体って





決して､ビビってるとかじゃないからネっ!!!?←


｢軍警がいくら取り締まっても船蟲のように涌いてくる
港湾都市の宿業だな｣


眼鏡のブリッヂを上げて軽くため息をつく
まぁそうだろうな。


｢ええ､無法の輩だという証拠さえあれば
軍警に掛けます。ですから｣

｢現場を張って証拠を掴めか･･････｣


依頼人さんの言葉に国木田が付け加える
そして､横目で敦を見やった


｢小僧､お前が行け｣

｢へッ！？｣

頑張れ､応援するヨ
出来る!!!君なら出来る!!
もっと熱くなれよぉぉぉおおおお!!!!←


｢ただ見張るだけだ。それに密輸業者は無法者だが
大抵は逃げ足だけが取り得の無害な連中────
初仕事には丁度良い｣


｢でっでも｣

敦は少しギョッとしていた。

｢谷崎一緒に行ってやれ｣

｢兄様が行くならナオミも随いて行きますわぁ｣


ナオミちゃんが谷崎に抱き着いた
･･････････････････兄妹だよネ？

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