ヨコハマの夜兎ガールは今日も元気です！【文スト×銀魂】

夜兎ガールと名前の呼び方 ページ17

『あ〜あ､思惑通りに使われたなぁ⋯』

持っていた傘を一払いしてから腰に付いている留め具に通して仕舞う

｢流石Aちゃん!私の出る幕はなかったね！｣

『食い殺されろ包帯の付属品』←

笑顔で歩み寄ってきた太宰に一言暴言を吐く

｢全く酷いなぁ⋯⋯⋯





それに







彼じゃ私を殺せないよ｣


【異能力
────────人間失格】

手にエフェクトを纏わせた太宰が虎の額に触れると､弾けるように虎の姿から元通りの敦君の姿になる




────異能無効化
それが此奴の異能力である
異能の中でも非凡な能力だ

今迄色々な異能の者を見てきたが此奴のような能力者を見た事がない


｢それにしても､虎を一撃の元に沈められる何て凄いねぇAちゃん｣

『⋯⋯⋯あのさ』

｢ん?なんだい?｣

ずっと思っていた事を伝える


何度も言おうと思っていた


しかしその度に､喉は上手に働かずはっきり云うことは叶わなかった









『いい加減ちゃん付け辞めろヨ!!!』←


そう､ずっと思い続けていた事はこれだ

告白とかそんなの期待した?
なわけwwだって太宰だよ?←
もしこいつに告白することになれば
この阿呆の泣かせてきた女共を敵に回さなくてはならないんだよ?ぶっちゃけダルくネ?←




｢え〜⋯⋯そう云う君だってこの小説が始まって以来私のこと名前で読んでないよ?｣←

『』

思わず言葉を失った

『⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯マジで?』

｢うんっ｣

ニッコリと効果音がつく位の笑顔で笑いかけてきた


ちょっと怖い


｢でもそうだなぁ⋯⋯
ちゃんと君が名前で読んでくれたら
ちゃん付けを辞めてあげてもいいよ?








ねぇ⋯⋯⋯A?｣


『っ!!??』

今__________________





名前で⋯⋯⋯⋯⋯⋯?

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