ゲーム27 ページ27
[カノside]
さてと・・・
ここまで来たら、もう引きたくないよねー
王様からきたメールを見て、僕は自分の部屋に入る
テーブルには、
カノ「・・・僕のは、スタンガンか・・・」
問題は、王様は誰かそして王様に使える家来は誰かってことだけど・・・
エネ「・・・カノ・・・さ・・・」
突然僕のスマホから顔を出すエネちゃん
カノ「ねえ、僕さーちょっと気づいたんだけど」
エネ「え?」
カノ「今までのメール、皆がスマホとか出してる時だって来たじゃん?もし、そこにいない・・・いや、その場にはいるけど実態が曖昧な人物がそれをやっていたらって思ったんだ」
エネ「いきなり何言ってるんですか・・・カノさん・・・」
カノ「わかんないかなー?」
ギュッとスマホを握り締め、エネちゃんを見つめた
カノ「君が王様なんじゃないの?エネちゃん」
僕の考えを整理してみると、
シンタロー君が殺される前、僕ふくめた全員のスマホはその場に置いてあったにもかかわらずメールが届く
じゃあ、誰が一番それができると思うって考えたらさ
自然と人物ははっきりしてくる
エネ「・・・さすが、カノさんですね。鋭いですけど、残念です」
カノ「それって、認めるってこと?」
エネ「まあ、半分ですけど。それに、もう隠す必要ないですから」
ガチャりとドアが開いた
驚いて振り向くと
王様「残念だね。王様は、僕だよ」
カノ「え・・・」
バンっと音がなった
と、同時に額からツーっと赤い糸が流れていった
カノ「ど・・・どうし・・・・て・・・・・・?」
薄れゆく意識のなか、王様と名乗った君に言った
王様「王様は、君らの辛いとか苦しいとかの顔を見るのが大好きなんだ。だから・・・ね?」
バタンと床に倒れ、スマホを離す
エネ「死ぬ前に、ネタばらししておきましょう。私は、王様の家来として今まで動いてましたー」
王様「そういうこと。寂しいと思うけど、心配いらないよ?すぐ、会える」
カノ「や・・・・め・・・・・」
?「そうっすよ。すぐに、また会えるっす。寂しくなんかないっすよ」
どうしてだろう
ものすごく聞き覚えのある声が聞こえる
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みーあ(プロフ) - すみません。いきなりなんですが、この小説をお借りして、ボイスドラマをやりたいんですが もしも、良ければこの小説を借りさせてください!お願いします(o_ _)o (2015年12月10日 20時) (レス) id: 1d274b3258 (このIDを非表示/違反報告)
ぐっちぃ - やべw泣いたw……そんな話だったんですね〜……。あっ。wついてますけど本当に泣いたんですからね?嘘ついていませんよ?………とりま本当に面白かったし泣ける話でもう…なんというか……すごくいい作品でした!ありがとうございました! (2015年5月23日 20時) (レス) id: ac72563c92 (このIDを非表示/違反報告)
かれれん - 面白かったです!私も小説書いてみたいな〜…なんて思ったりしました!見てよかったです!(小6がすいません´д`) (2014年7月28日 10時) (レス) id: 1731c9ebbb (このIDを非表示/違反報告)
カノミックス@フラッペ(プロフ) - ☆を押してくれた方、ありがとうございました!!本当に嬉しいです(*´∀`*) (2014年7月26日 16時) (レス) id: 8ab2bbe64b (このIDを非表示/違反報告)
カノミックス@フラッペ(プロフ) - コメントありがとうございました!! (2014年7月10日 19時) (レス) id: 8ab2bbe64b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シグ | 作成日時:2014年7月10日 8時