殺 人 ゲ ー ム

ゲーム２１ ページ21

[セトside]



コノハさんの姿を皆に知らせ、俺たちはリビングに集まる
残ったのは、俺とAさんとマリーとキドとカノとヒビヤ君とエネさんの７人








エネ「・・・まさか、ご主人まで・・・・」









携帯の中で涙声になりながらエネさんはつぶやく
一方で、









キド「・・・もう、限界だ・・・」









カノ「キド、しっかり・・・」









キド「お前、よくこの状況で笑ってられるな・・・。まさか、お前が王様なのか・・・」









カノ「はあ？何言ってんの」









キド「俺はもう嫌なんだよ！！仲間同士で殺したり殺されたり死んだり！！・・・頭可笑しくなってくる・・・」









あ「キド・・・落ち着こ？仲間同士で疑い合うなんてダメだよ」









コノハさんのことでかなりダメージを受けてるのに・・・









マリー「・・・」








セト「マリー？」









マリー「・・・」









ボーッとマリーはどこか見ていた









ppppp
誰かの着信音が鳴り響く









あ「私の・・・」









スマホ画面から除くメールの内容をAさんが読み上げる









あ「命令の結果：�６如月シンタロー、�９コノハにより殺害。さらに、�９コノハ首吊りからの自殺とみなし脱落する」









カノ「・・・・本当に、嫌になっちゃうよ。僕ら、これからどうなるのかな」









ヒビヤ「そんなの・・・」









セト「やっぱり、王様見つけないとダメなんすかね」









エネ「でも、どうやって見つけましょう・・・」









俺たちは困った








王様を見つけなければ、全員死ぬ









その恐怖と戦いながらも仲間を疑う








誰も信じられなくなる









こんな状況でどうしろというのだろう









それに追い討ちをかけるように、さらに王様は残虐な命令を下したことを俺たちは知らない

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