貴『ムカつく、消えろ、ウザイ、死ね』赤○「黙れ」＿復讐恋愛＿

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｢よし、お前ら15分休憩はいれー！｣
｢｢うす！｣｣



コーチの掛け声と共にぞろぞろと戻ってくる洛山と他校のチーム。


『久美ちゃん、ほらボサっとしてないで人数分のドリンクの用意手伝って』

｢あっ…はい！


よいしょっと………っ｣

ちょ、そんないきなり無理して10本持たなくても…





｢…っ、きゃっ、｣



ぐらり


＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿



『…やっぱり。』

｢ごっ、ごごごめんなさい！！！｣

無残に床に散らばったボトルとその中身に、若干デジャヴを感じながら溜め息を漏らす。

『いいよ、ここは私が片付けとくから久美ちゃんは休憩室でその膝手当てしてきて。』
｢あっ…はい、すみません…｣

よろよろと立ち上がる久美ちゃんを支え、立たせる。


『大丈夫？』

｢大丈夫です、1人で…いけます｣


ああそう、と久美ちゃんから手を離す。
久美ちゃんは１歩、2歩…とよろよろと歩き出し…、








ﾌﾗｯ









倒れた。






「おっと、…大丈夫かい？」



｢…っ！…！？！？/////｣





…征くんの胸元に。

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