story.*・゚12.:*・°☆. ページ13
「....っ!A....!?」
征、君....
お互いが睨み合いおよそ5秒。
私にとってその5秒は永遠に続くかと思うぐらい長くて
それと同時に私の名前が征君の口から出てきたことにも驚いた。
「Aも、洛山高校に来てたんだな…」
沈黙を破った征君の一言は、微かに震えていた。
『…悪い?』
「いや、決して悪いとかじゃない。むしろ嬉しいと感じるほどだ。」
うれ、しい?
『どういう意味だよ?』
次の征君の言葉に、私は大きな衝撃をうけた。
.
「僕と、よりを戻してくれないか?」
.
....っ、
『........付き合ってる人…いるだろーがっ....』
私は俯き、征君に聞こえる聞こえないかの声量でそう言う。
「....A」
近づいてきた征君の手を反射的に避ける私。
『征君っ....信じ、られな、、、い....』
途切れ途切れになる私の声。
顔を上げ真っ直ぐ征君を見つめると
「っ....A、泣いて…」
…っ!
ダッ
これ以上征君を見ていられなくって、私はその場から逃げた。
後ろから聞こえる、私を呼ぶ征君の声。
それを振り切りただただ走り続ける。
向かった先は…屋上。
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まめたま(プロフ) - ルナさん» 少しでも楽しみだと思ってくれれば嬉しいです!!ありがとうございました!!! (2015年4月5日 20時) (レス) id: 5a4efad696 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - どうも!はじめまして!読んでるととてもわくわくしますね!これからも、頑張ってください! (2015年4月5日 13時) (レス) id: d3e8c64e1a (このIDを非表示/違反報告)
まめたま(プロフ) - リンゴさん» マジですかΣ(゚д゚;)嬉しいです!ありがとうございますm(_ _)m! (2015年3月28日 0時) (レス) id: 5a4efad696 (このIDを非表示/違反報告)
リンゴ(プロフ) - おもしろすぎて何回も読み返しちゃいました(^^;)(;^^)続きが楽しみです(#^.^#) (2015年3月27日 11時) (レス) id: 8c2c382084 (このIDを非表示/違反報告)
まめたま(プロフ) - くろにじっちゃんさん» うおおおおぉぉぉ!!!ココちゃんこんなの見てくれてありがとぉぉぉぉおおう!!!おう、頑張るよ!!出来るだけ消さないようにするね(^ω^;);););) (2015年3月23日 21時) (レス) id: 5a4efad696 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ウィーたん☆ x他1人 | 作成日時:2015年1月17日 17時