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記憶喪失って本当に存在するんだ後編 ページ10

賑やかな3人が帰っていって、再び1人となり部屋は静かになった


…とは言っても今日はそんなにうるさくなかったや


うちの近藤さん(アホ)も天パも苦労してんだな、なんて他人事のように思う



と、呑気にそんなにこと考えているとバズーカの音と共にお兄ちゃんが私の部屋に飛んできた


ついでに私はお兄ちゃんに飛ばされた


こんな事する奴なんて真選組(ウチ)には1人しかいない

犯人は絶対…


土「オイ コラ総悟!何してくれてんだてめー!」

「てめーも妹の部屋に飛ばされて何妹一緒に吹き飛ばしてやがんだ!!死ね土方ァ!」

沖「アララ 部屋壊したうえに無断で女の部屋に入るたァ、こりゃしばらく口聞いてもらえんのじゃねーですかィ?土方さん」

土「てめーのせいだろうが」

「人がせっかくくつろいでるとこ邪魔しやがって…てめーら2人とも出てけや!」



そう言って2人まとめて蹴り飛ばした


「…ったく どーぞ」

呆れてまたくつろごうとした時に襖をゴンゴンと叩く音がした


山「Aちゃん、ちょっと一緒に市中見廻り行かない?」


ザキだった

「…丁度ストレス溜まってて外行きたかったとこなのよ」

山「それなら丁度いいや」


ザキに連れられパトカーで見廻りをしていた



山「俺さ、明日潜入捜査行くんだよね」

窓の外をボーッと見てる私にザキがそう話してくれた


「おー、頑張れ〜」

山「どうやらそこさ、武器とか作ってるみたいで…」

「こんなご時世に武器作るなんざ、とんだアホがいたもんだねィ」

山「ほんっと、噂じゃ爆弾も作らされてるとか」

「アララ それは突き止めてお縄につかせないとね、何か分かったらすぐ呼んでね」

山「もちろん」



特に何事もなく見廻りは終わった


土「オイ 山崎、A…近藤さんいたか?」

山「今日の昼頃からいませんよ」

「どーせまたストーカーでもしてんでしょ」


見廻りから帰ると柱に背中を預けてお兄ちゃんがタバコふかしながら立っていた

近藤さんの状況はおそらく私しか知らないんだろう。とりあえず黙っとこ


土「あの人、まだストーカーしてんのかよ…まァしばらくしたら戻ってくるか」


そう自己解決するとお兄ちゃんは屯所に戻っていった


私も何も知らないフリして屯所に戻って再び部屋でゴロゴロしていた。


夜、結局近藤さんが戻ってくることはなく、何も考えずご飯やらお風呂やらを済ませ明日に備えて眠りについた


…目が覚めたらいつの間にか記憶が無くなってるのって考えたら怖いな

寝て起きても記憶あった→←記憶喪失って本当に存在するんだ中編



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結佳(プロフ) - 気になるから終わらないでよ(´・ω・`) (5月29日 0時) (レス) @page27 id: 3057047a96 (このIDを非表示/違反報告)
ぽちゃ - はじめまして!読ませていただいてます!とても面白いです!これからも応援してます!更新自分のペースで頑張ってください! (2021年7月30日 6時) (レス) id: fffe7db0be (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みゅち | 作成日時:2021年2月12日 19時

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