ドSな妹いかがですか 弐【銀魂】

呑気なやつほど死のふちに立ちやすい ページ4

結｢―全国的にさわやかな秋晴れになるもようでございますが 女心と秋の空は移ろいやすいものでございますからもし 降ってきても私のせいにしないでくださいませ｣


テレビの中の結野アナが今日もさわやかにそういってるのを局長の部屋で総悟と一緒に見ていた

結｢今日1番ツイていない方は………乙女座のあなたです今日は何をやっても上手くいきません｣

と、結野アナはそう占いする


近｢なんだよ〜朝からテンション下がるな〜｣

結｢特に乙女座で顎髭をたくわえ今歯を磨いてる方 今日死にます｣

｢…それ確定で近藤さんのことじゃないですか 今までありがとうございました｣

近｢え"え"え"え"え"え"!!
あとA!?ありがとうございましたって何!!死ぬ前提!?｣



…だって今日死ぬんでしょ?アンタ


結｢幸運を切り開くラッキーカラーは赤 何か赤いもので血にまみれた身体を隠しましょう｣

近｢どんなラッキー!?なにもきりひらけてねーよ!!｣

結｢それでは楽しい週末を〜｣

近｢送れるかァァァ!!なんちゅう不愉快な番組だ こんなの見てる奴いるのか?｣

そう言いながらテレビを消す



隣にいたはずの総悟は急にいなくなり赤褌を持って再登場してきた

沖｢ハイ コレ俺がガキの頃使ってた赤褌大丈夫 洗いやしたから｣


私もたまたま持ってたハンカチでもあげるか

総悟がいなくなると今度は入れ替わりでお兄ちゃんがやってきた


お兄ちゃんは手に赤いマフラーを持って現れた


土｢…コレ俺が昔 使ってた赤マフラー｣

近｢…ちょっ…やめてよ〜何?俺が出張中に何かあったんじゃないだろうな Aどうなんだ?｣

と急に振ってくる


｢…アンタの場合"出張"じゃなくて"ストーカー"の間違いでしょ 別に何も無いですよ あ、それとコレ私が好きでよく使ってる赤ハンカチ｣

そう言って私もお兄ちゃん達の後に続いた





お昼頃1人で市中見廻りに出ていると


『お、Aちゃん』

｢あ、銀さんどうも｣

スクーター乗ってる銀さんに会った


銀｢仕事中?乗ってくか?｣

｢え、いいんですか!?じゃあお言葉に甘えて｣


乗せてもらいながら辺りを見回していると見慣れたパトカーと急接近した

銀｢ん アレ?お前｣

パトカーに知り合いさんが乗ってたみたいで鼻くそ飛ばしながら声を掛け通り過ぎた

…今 近藤さん(ゴリラ)ととっつぁんいたような気が…


するとお互いの知り合いを乗せた車は急に爆発した

｢…えっ 嘘だろ!?ゴリラ死亡案件じゃん!フラグ回収しちゃってんじゃん!｣

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