検索窓
今日:3 hit、昨日:2 hit、合計:17,354 hit

ページ27

土「どっかのお偉いさんで欲しがってる奴がいるんだとよ
趣味の悪いやつもいたもんだ」



私はその時確信した


…お兄ちゃん、多分それどっかの国のバカ皇子


沖「しかし星海坊主ってのは
いつもこんな化け物とやりあってるんですかィ?
どっちが化け物だかわかりゃしねーや」



私はまだ話してる2人とそこに加わった
ちゃんと生きてた近藤さんと総悟とお兄ちゃん3人の話を聞きながら死骸を眺めていた


そういえば…神楽ちゃん達どうなったんだろ

気になった私はお兄ちゃんに断りを入れて少し街の散策をした



私が歩きながらある意味見廻りをしているとたまたま銀さんと神楽ちゃん親子を見つけてなんか話してるらしかったらから聞き耳を立ててみた


銀「お前にゃやっぱ地球は狭いんじゃねーの
いい機会だ親父と一緒にいけよ
これでさよならとしよーや」

神「え…なんで…なんでそんなこと言うネ
ちょっと待ってヨ! なんで なんで」



神楽ちゃんはその場で俯いて多分泣いている


「…神楽ちゃん」

『Aちゃん』

私がボソッと呟いたと同時に誰かに名前を呼ばれて振り返ってみると銀髪の男が立っていた


「…えっ!?銀さん何か?」

銀「いや、見てたんだろAちゃん」

「まぁ…最後の方だけですけど…何であんなこと」

銀「意味なんかねーよ 俺ァただ神楽を思っ…」


「神楽ちゃんを思って言ってんならなんで神楽ちゃん泣かしてんの

もういいです、貴方の意見が変わるまで私はあなた方に関わることをやめます

…いや、銀さん…貴方と関わるのをやめます
私と銀さんもこれでさよならしましょう」



なんで自分がこんなこと言ってるのかは私にも分からないけど、暢気な銀さんに何かがブチッて切れて次々と言葉が出てきた


私が踵を返しても銀さんは追いかけてこなかった


ちなみに…新八くんがもしこの騒動が起きたって聞いたら多分神楽ちゃん取り戻しに動くと過程したから新八くんとは話すって意味で銀さんだけにさよならしました



友達(神楽ちゃん)がいなくなるという悲しさから涙が出てきてそれ以上零れないように上を向いて江戸の空を見ながら少し街を歩いて落ち着いてきたところで屯所に戻った



沖「A遅かったですねィ」

屯所帰ると門に寄っかかってる総悟に言われた


「…野暮用」

沖「ふーん」

「ずっといたの?」

沖「Aが泣いてるってどっかの噂で聞いたんでねェ
まだ泣いてんじゃねーかって思っただけでィ」





何か総悟がちょっと優しい…

終わり ログインすれば
この作者の新作が読める(完全無料)


←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.4/10 (25 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
70人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

結佳(プロフ) - 気になるから終わらないでよ(´・ω・`) (5月29日 0時) (レス) @page27 id: 3057047a96 (このIDを非表示/違反報告)
ぽちゃ - はじめまして!読ませていただいてます!とても面白いです!これからも応援してます!更新自分のペースで頑張ってください! (2021年7月30日 6時) (レス) id: fffe7db0be (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:みゅち | 作成日時:2021年2月12日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。