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土「どっかのお偉いさんで欲しがってる奴がいるんだとよ
趣味の悪いやつもいたもんだ」
私はその時確信した
…お兄ちゃん、多分それどっかの国のバカ皇子
沖「しかし星海坊主ってのは
いつもこんな化け物とやりあってるんですかィ?
どっちが化け物だかわかりゃしねーや」
私はまだ話してる2人とそこに加わった
ちゃんと生きてた近藤さんと総悟とお兄ちゃん3人の話を聞きながら死骸を眺めていた
そういえば…神楽ちゃん達どうなったんだろ
気になった私はお兄ちゃんに断りを入れて少し街の散策をした
私が歩きながらある意味見廻りをしているとたまたま銀さんと神楽ちゃん親子を見つけてなんか話してるらしかったらから聞き耳を立ててみた
銀「お前にゃやっぱ地球は狭いんじゃねーの
いい機会だ親父と一緒にいけよ
これでさよならとしよーや」
神「え…なんで…なんでそんなこと言うネ
ちょっと待ってヨ! なんで なんで」
神楽ちゃんはその場で俯いて多分泣いている
「…神楽ちゃん」
『Aちゃん』
私がボソッと呟いたと同時に誰かに名前を呼ばれて振り返ってみると銀髪の男が立っていた
「…えっ!?銀さん何か?」
銀「いや、見てたんだろAちゃん」
「まぁ…最後の方だけですけど…何であんなこと」
銀「意味なんかねーよ 俺ァただ神楽を思っ…」
「神楽ちゃんを思って言ってんならなんで神楽ちゃん泣かしてんの
もういいです、貴方の意見が変わるまで私はあなた方に関わることをやめます
…いや、銀さん…貴方と関わるのをやめます
私と銀さんもこれでさよならしましょう」
なんで自分がこんなこと言ってるのかは私にも分からないけど、暢気な銀さんに何かがブチッて切れて次々と言葉が出てきた
私が踵を返しても銀さんは追いかけてこなかった
ちなみに…新八くんがもしこの騒動が起きたって聞いたら多分神楽ちゃん取り戻しに動くと過程したから新八くんとは話すって意味で銀さんだけにさよならしました
沖「A遅かったですねィ」
屯所帰ると門に寄っかかってる総悟に言われた
「…野暮用」
沖「ふーん」
「ずっといたの?」
沖「Aが泣いてるってどっかの噂で聞いたんでねェ
まだ泣いてんじゃねーかって思っただけでィ」
何か総悟がちょっと優しい…
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結佳(プロフ) - 気になるから終わらないでよ(´・ω・`) (5月29日 0時) (レス) @page27 id: 3057047a96 (このIDを非表示/違反報告)
ぽちゃ - はじめまして!読ませていただいてます!とても面白いです!これからも応援してます!更新自分のペースで頑張ってください! (2021年7月30日 6時) (レス) id: fffe7db0be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みゅち | 作成日時:2021年2月12日 19時