【短編集】彼らの色に染まらない？【合作】 (ページ33)

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【先生ただいま。そしてお帰り。「呂戊太ver.」※すごい捏造があります。　（ネオンムーン担当）】ページ33

呂戊太Side

先生がおらんくなってからもう11年なんや……。

俺は、先生になった。
まぁ、なったばかりやけどなw

でも……俺らの学校に戻ってこれて、とても嬉しかったんや。

『らだお先生。ただいま。先生として戻ってきたよ。また明日ここに来るからばいばい。』

よし、鳥居の猿の像に挨拶もしたし校長先生に挨拶するかぁ。

確かここから職員室行けるよな。

大変やったなぁ…あの日は。
ってか何でゾムと俺しか覚えとらんのやろ。

『あの…』
校長「君が…新しく来た天乃呂戊太君だよね？」
『はい！』
校長「実は君と同じく新しく来た先生がいるんだ。しかも一緒の年齢だから仲良くしてやってね。」
『分かりました……。』

誰なんやろ。

『え……ら、だお先生。』
？？「え？何で俺の事……。」

『なんでおるん！！』
？？「俺何かした！？」
『ちがうで。すまんなぁ。昔の恩人に凄く似とって……。』

rd「俺は楽山らだおだよ！」
『らだやま……らだお……。おんなじ文字があるんや……ww』
rd「ちょ、なんでそう言うこと言うの！」

『俺は天乃呂戊太やで！』
rd「へぇ～よろしくな！」
『おん！』
rd「ってか俺に似てる人いたんでしょ？その人の事おしえてよ！」
『………ごめんなぁ。その人、もう死んだねん。』

rd「！！………嫌な事思い出させて……ごめん。」
『いや、ええよ。教えたるわ。先生が消えた理由。』

〈数分後〉

rd「辛かったねぇ……。よく頑張った！」
『ありがとなぁ。』
rd「これからは俺がいるから。」
『ら、だお、』

ra「お帰り。呂戊太」
『え……？』

ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ra「よく今まで頑張ったなぁ。お兄ちゃんあれからどうだった？」
『らだお、先生？』

ra「先生も寂しかったなぁ…。」
『どう、いう、事、やねん。』
ra「あのさ、これ俺の生まれ変われなんだ。だから仲良くしてやって。」
『らだお先生。』

ra「あれ、もう時間みたいだ。もう戻らなきゃ。
希に頑張ってって言っといて。」
『まっ、てや！いかん、でや…。』
ra「ごめんなぁ…。ありがとう。」

rd「へっあれ何でロボロ泣いてんの？」
『あ…ううん。なんでも無いで！あくび涙や！』
ra「そうなの～？今日、授業初日だし、ちゃんとしてよ～？」
『おん！』

『おん。じゃあ担当のクラス言ってくるわ！』
rd「わかった～。」

六年一組…かぁ。

『ただいま。先生、お帰り。』

『これから時業始めるでー！席についてな』

俺も頑張るよ。