【短編集】彼らの色に染まらない？【合作】 (ページ18)

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【やがて少女は一人になった。】　　※匿名希望よりのネタバレ注意　※捏造注意　（ネオンムーン担当）ページ18

ASide

『ん……。今日も、頑張るかぁ。』
rd「あ、A……起き、た？」
『あ、またあの悪夢みたの？』
rd「う、ん。」

『そっかぁ…………。大丈夫だよ。私に出来るだけ相談して。無理には言わなくていいから。』
rd「ありがと、A。」

最近。らっだぁが変な夢を見るらしい。
どうして何だろ。

内容は、私とらっだぁも含めて6人が楽しそうにゲームを話しながらしている。

という内容。

別に悪夢では無いと思ったけど…その後、らっだぁが4人を忘れて、4人の手が伸びて自分の腕を掴む。

そこの部分だろう。怖いのは。

『らっだぁ、辛くなったら絶対に相談してね？私は助けるから。』
rd「うん。ありがとう。」

_________
らっだぁSide

『はっ…ここはどこ？』
kyo「らっだぁ早く来いや！遅いねん！何分またせとんねん！」

あれ、きょーさんじゃん。

『うん！今行くー！』
md「らだお君ﾊﾔｸ。遅ｲｯﾃ。」
『ごめんって！』

ru「らっだぁ？」
『お、レウじゃん！！』

cn「らっだぁー」
『コンちゃーん！』

緑色もレウクラもコンちゃんも居る。

楽しそう。
俺も行きたい。

楽になりたい。
でも、Aを置いていくの？

ううん。
Aを置いていくのはやだ。

『やっぱり俺…。』
貴「らっだぁ？はやくしてよー！遅いよー！」
『A！！』

Aもいる……！
ならおいていく事はない！

だから、俺は一歩一歩踏み出していく。
手を伸ばしながら………。

みんなといたいから。
みんなと遊びたいから。
みんなを思い出せたから。
　

だから、俺は

行くんだ。(死ぬんだ。)

_____
ASide

『んー。らっだぁ？』

そう言い目を擦りながららっだぁの部屋に行く。

『らっ、だぁ？ど、こ？』

机に何か紙がおいてある。

____

ごめんね。

　ありがとう

____

どういう、こと？

らっだぁは？

ごめんね？

ありがとう？

この言葉から予測すると…………。

らっだぁは死ん、だ？

嫌だ。やめてよ。

まだらっだぁと居たかった。

ん………？

はえ？

あれ、らっだぁって誰だっけ？

らっだぁ？

あれ…………

私は何かを………

忘れているの?

【やがて少女は一人になった。】