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Ryoga side .
やっと、バイトにも慣れてきた。
始めた時は、新学期にも入って両立すのに少し苦労したけど。
楽しくやれてると思う。
分からないことがあれば、桜田さんと紗弓が教えてくれるし。
気を張ることもなく、伸び伸びとできる。
好きな本にも囲まれて、店自体は七時には閉店するから、帰りも遅くならない。
シャッターを閉めて、エプロンを外し、帰り支度をする。
Aもバイト終わった頃かな？
電話でもしてみようかと携帯を開いた時、
紗『稜雅、今日、一緒に帰れる？』
先に帰る用意をしていた紗弓。
『あぁ、うん。』
別に帰りの時くらい一緒に居てもなにも変わらない。
俺も急いで用意をして外に出た。
すっかり暗くなってて、少し肌寒い。
そろそろカーディガンだけじゃ風邪ひくな。
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作者名：ガリガリヤンキー | 作成日時：2019年4月13日 0時
