心配事 ページ48
【Noside】
ウボ「暴れまくるぜぇぇぇ!!」
ノブ「羽目を外しすぎるなよ。」
彼らはオークション当日、作戦の最終確認としてアジトに集合していた。
マチ「アンタは相変わらずうるさいね。
もう少し静かに出来ないのかい。
ほら、あそこのシャルみたい…に…。」
マチが指さした先にはあの冷静博識のシャルナークがいた。
けれども彼女はそのシャルナークを見て硬直したのだ。
それは何故か。
蜘蛛の参謀役である優秀な頭脳をもつ彼の資料を持つ手が僅かに震えていたからだ。
いつもの冷静なシャルナークからは想像できなかった。
理由は大方予想がつく。
クロロ「そんなにAが心配か。」
シャル「えっ…。」
そんな顔に出てたかと言わんばかりの顔のシャル。
マチ「分かりやすいね、アンタは。」
シャル「うるさいなぁ。」
パク「Aが心配なのは否定しないのね。」
シャル「パク、一旦黙って。」
コル「てか、その肝心なAはどこなの?」
シズク「Aなら部屋で寝てるよ。」
フェイ「仕事前にあいつ何してるか。」
フィン「グチグチ言っときながらフェイが夜な夜なAの安否を確かめるために部屋を覗きに行ってること知ってるぞw」
フェイ「…。」
シャル「あ、死亡フラグ回収おめでとう。」
フィン「は?何言って…って…フェイ何で剣構えてるんだよ。
ちょっ、笑顔でこっち来んな!」
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作者名:きなこもち | 作成日時:2021年4月16日 17時