取引 ページ42
【シャルside】
あーなんであんなこと言っちゃったんだろ。
俺が感情的になるなんて珍しいな。
疲れているのかな。
ちょっと休も。
とベッドにダイブしたら思ったより固い感触。
嫌な予感がして顔を上げると目の前にはあの奇術師が。
ﾋｿｶ「やぁ♡」
ｼｬﾙ「うわぁぁぁぁあ！！！」
俺は急いでベッドから降りた。
ﾋｿｶ「そんな嫌がることはないだろ♤」
ｼｬﾙ「誰でも嫌に決まってるだろ！
自分のベッドに変態がいたらさぁ！」
ﾋｿｶ「変態って…♢」
ｼｬﾙ「で、何の用？
用があったからわざわざ俺の部屋に来たんでしょ？」
ﾋｿｶ「さすが、察しがいいね♤
実は君が本気で怒ったところを実際に見てみたくて♡」
ｼｬﾙ「は？誰情報だよ、それ。」
ﾋｿｶ「イルミ♡」
ｼｬﾙ「あーあの時か。」
ﾋｿｶ「心当たりはあるんだね♢」
ｼｬﾙ「まあね。って、あんまり記憶ないけど。
あの時は自我を忘れてたからね。」
ﾋｿｶ「見せてくれないかい？♤」
ｼｬﾙ「は？急に怒れなんて言われて怒れるやついないだろ。
もし仮にできたとしてもお前のお願いだったら聞く気は無い。」
ﾋｿｶ「辛辣だなぁ♡」
ｼｬﾙ「今に始まったことじゃないだろ。」
ﾋｿｶ「じゃあこれ見せたら怒ってくれるかい？」
と、ヒソカはスマホを取りだし俺に突きつける。
気味が悪そうに見つつ俺はスマホを受け取った。
その画面には…。
ｼｬﾙ「A…？」
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作者名：きなこもち | 作成日時：2021年4月16日 17時
