安堵 ページ35
【シャルside】
マチ「Aの容態は?」
シャル「今は気を失って寝てるよ。」
フェイ「それにしてもシャル。
よくここが分かたね。」
シャル「まあ監視カメラ徹底的に調べたからね。」
フィン「あの時のシャルの眼は本気だったなw」
マチ「シャルはAのことになると自我を忘れるからねぇ。」
シャル「マチもフィンクスもうるさい!」
『ん…。』
シャル「あ、起きた?」
『…?!』
俺と目が合った瞬間彼女は俺に抱きついた。
フィンクス達がヒューヒューと揶揄うのは無視しておこう。
シャル「えーっと、A…?」
『こ、こわかったです…。』
よく見ると彼女は震えていた。
綺麗な翡翠色の瞳からもポロポロと涙を零している。
シャル「怖かったね。
もう大丈夫だよ。今からアジトに戻るからそれまで寝てなよ。」
と頭を撫でてやると数分も経たないうちに彼女は眠ってしまった。
服が涙でぐちょぐちょだがまあ仕方ない。
俺たちはスースーと寝息を立てる彼女に癒されながらアジトに帰った。
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作者名:きなこもち | 作成日時:2021年4月16日 17時