援軍 ページ15
中々状況が掴めずにいるとシャルナーク達が応援にきてくれた。
シャル「フェイターン!大丈夫そう?」
マチ「いや、どう見ても大丈夫じゃないでしょあれは。」
パク「騒がしいわね。」
シャルナーク達はワタシ達に近づいてきた。
フィン「派手にやられたな。」
マチ「服も破けてる。どこ怪我したんだい?
治すから服脱いで。」
フェイ「治ったね。」
フィン「はぁ?!なわけねぇだろ!」
フェイ「Aが治してくれたね。」
ワタシはAの髪を優しく撫でる。
シャル「事情は後で聞かせてもらうよ。
一先ず今はこいつらを何とかしないと。」
シャルナークとマチとフィンクスとパクノダは次々と相手を殺めていく。
ワタシも参戦したかったけど、パクに「Aを見てて」って言われたから仕方なくここで待機。
数分後、ゴミのように散乱していた戦闘員どもが血塗れで屍になった。
シャル「今回は結構手こずったねぇ。」
マチ「まあしょうがないよ。
相手が相手だし。」
フィン「よし、帰ろうぜ。」
と、ワタシ達はすでに車に乗り込んでいるクロロのもとへ帰った。
クロロ「遅かったな。」
マチ「あのねぇ、盗むだけ盗んで後のことはアタシ達に任せるなんてどういう神経してるんだい。」
クロロ「俺はお前たちならできるって信じてたからな。」
シャル「早く盗んだ本を読みたかっただけでしょ。」
クロロ「…。」
シャル「せめて否定してよ!」
フィン「まあいいじゃねぇか。
団長のこれは今に始まったことじゃねぇし。」
マチ「確かに。」
シャル「はいはーい。出発するよー。」
と、車を走らせるシャルナーク。
ワタシはAを横抱きにしながら夜道の電灯をただぼーっと眺めていた。
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作者名:きなこもち | 作成日時:2021年4月16日 17時