11話 ページ12
Ｅ組に転校してから一ヶ月ほどたちAはすっかりクラスに馴染んでいた。物怖じしない性格と持ち前のマシンガントークで誰にでも絡んでいく。
だが、特定のグループに属している訳では無い。
そんなある日、防衛省の鷹岡明という屈強な体をした男が現れた。
(ゴツいな)
鷹岡は持ってきたお菓子を「食え食え！」と皆にすすめている。
甘いものが好きなAも勿論嬉しい。
──普段ならば──
「は？今ダイエット中なんだけど、何で食いもん持ってきてんだよ」
ダイエット中にカロリーの高いお菓子を持ってきて目の前で食べる鷹岡にイラ立っている。このままだと誘惑に負けてしまいそうだったので一人で帰ることにした。
翌日遅刻をして登校すると鷹岡が体育を担当しておりかなりハードな授業をしていたので物陰から様子を伺う事にした。
授業を見るのにも飽きてきた頃、"潮田が鷹岡にナイフを当てる"という勝負がはじまった。
何でもないように歩いて近づき、鷹岡の後ろへ回り込みナイフを当てたのだ。
自分より一回り以上も大きな大人の男に勝ってしまった。普通なら恐れてもいいくらいだ。
だけど何故だろうか。恐怖も不快感も感じないのだ。
潮田が可愛らしい見た目をしているからというのもあるがそれだけではないだろう。
一つ分かることがあるとすれば、潮田への好感度が上がった事だ。
「やっぱタイプだわー」
続く (更新停止中)
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まゆ(プロフ) - 頑張ってください！ (11月25日 12時) (
レス) id: 808ea90ce0 (このIDを非表示/違反報告)
初心ちゃん(プロフ) - まゆさん» コメントありがとうございます！とても励みになります。これからも楽しんで頂けるように頑張ります！ (11月25日 0時) (レス) id: cbaef7a191 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - すごく面白いです！続き楽しみにしてます (11月24日 20時) (レス) @page5 id: 808ea90ce0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：初心ちゃん | 作成日時：2023年11月23日 2時
