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ある日の昼過ぎ
ポメがいないのを見計らってポアロで駄弁っていた時だった
ある一件のメールを見て私は目を見開いた
よぉ嬢ちゃん元気にしてるか?
ロボットの調子が良くなってな
まだ完全に直ってる訳じゃないが一時的に此方に戻ってこれるようになったぞ!
ただし一定時間を過ぎれば強制的に今いる世界に戻されるがな
どうだい?試しに一度此方に戻ってみるか?
決心がついたら返信してくれい
ー源外ー
……嘘、戻れるの?
一定時間だけか…それでも一度戻りたい
せめて今の状態をお兄ちゃんに…
皆に直接伝えたいから
そうと決まれば昴さんと新一君に報告しないと
梓「あら、Aちゃんもう帰るの?」
『うん、帰って宿題しなきゃいけないし』
梓「そっか〜偉いね
宿題頑張って!」
『ありがと、ご馳走さま』
ごめんね梓さん
宿題はもうとうの昔に終わってるんだ
誰かさんの始末書よりは楽だから←
『ただいま…新一君来てたの?』
コ「あぁ、ちょっと本を取りにな」
『ふーん、丁度良かった
二人に話があるんだけどさ、いい?』
昴「話ですか?」
コ「まぁ別に何もねぇしいいけど」
『そう、実は…』
・
・
・
『っていう事なんだけど』
コ「じゃあまた此方に戻ってくるって事か」
『そ。そこで二人に提案があるの』
昴「その提案とは?」
『二人も一緒に来てみる?江戸』
この二人は信頼しているからこそ一度連れて行きたい
昴さんは前に江戸に行ってみたいって言ってたし、
何だかんだ言って新一君も興味を持っていたから良い機会だと思うのだが
コ「え?俺達も?」
昴「良いのですか?」
『どの道戻されるんだから全然OKよ
それにジジイに予め言っておけばいい話だし
で、どうする?』
コ「そりゃ…行けるなら行きたい」
昴「私も丁度仕事が落ち着いて来ているので是非御一緒したいところです」
『よし、じゃあ行くって事でいいのね?』
新一君が何処かソワソワしている
何か気掛かりな事でもあるのか?
…もしかして
『蘭ちゃんの事気にしてる?』
コ「え”」
『そこは私と昴さんで旅行に行くって言えばいいんじゃない?』
コ「そ、そうだな…あ、そうだA
実は前から灰原も江戸に興味持っててさ
あいつも誘ってみたらどうだ?」
『哀ちゃんが?そりゃむしろ大歓迎だわ』←
哀ちゃんに誘いのメールを送ると珍しく即効で了承の返信が来た
あ、これはマジで興味持ってるやつ
じゃ、ジジイに返信するか
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風蘭doll(プロフ) - 藍子さん» ありがとうございます!いつになるかは分かりませんが番外編作りますね! (2019年8月21日 7時) (レス) id: 4a60a0fd75 (このIDを非表示/違反報告)
藍子 - 結構面白かった番外編無いのかな楽しみにしてますね。! (2019年8月20日 22時) (レス) id: 31592f6a38 (このIDを非表示/違反報告)
風蘭doll(プロフ) - *あぷりこっと*さん» ありがとうございます!最初はクーデレで書いてたつもりなのにいつの間にかツンデレになってたウフッ← (2019年8月8日 21時) (レス) id: 4a60a0fd75 (このIDを非表示/違反報告)
*あぷりこっと*(プロフ) - ビァアァァァア面白いです!夢主ちゃん可愛ええ、ヤバァイツンデレ良きhsh((殴、応援してます! (2019年8月8日 19時) (レス) id: fa7a4c243f (このIDを非表示/違反報告)
風蘭doll(プロフ) - 秋原カエデさん» コメントありがとうございます!結婚しよ?さては貴方ライナーだな← (2019年7月28日 8時) (レス) id: 4a60a0fd75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:風蘭doll | 作者ホームページ:http://flandoll'scollections
作成日時:2019年5月5日 19時