バレンタインデー ページ42
ーーバレンタインデー当日。
ア「ああ〜楽しみだなあ、バレンタインのチョコ…」
ラ「…アレン、涎出てるさ。まあアレンはチョコが食えるからって毎年楽しみにしてたけど、なんてったって今年はまた違うもんなぁ」
茶化すようにニマニマしながらこちらを見てくるラビを軽く睨みながら、アレンは返す。
ア「なんですかその顔。…勿論、誰からもらっても嬉しいのは変わりませんが、やっぱり…Aからチョコをもらうのが1番楽しみです」
ラ「だろうな!…よし、とっとと帰るさ〜沢山のチョコが俺達を待ってるぜ!」
〜〜
『ハッピーバレンタイン!ジョニーくん』
ジョ「わぁ〜!ありがとうA!オレ達科学班全員分まで用意してくれるなんて…皆大喜びだよ!」
『久しぶりにこうやって皆に渡せて、喜んでもらえて良かった!多めに作ったから、欲しかったら言ってね』
ぺ「それでしたら、もう1ついただいてもいいかな?A・チャン」
『わっ、ペック班長…!それでしたら是非!』
ぺ「ありがとう。僕の班員達も絶賛だったよ、君のチョコは」
『本当ですか!それなら良かったです、作った甲斐がありました』
ぺ「…ウォーカーにもあげるのかな?まだ仲が続いていれば、の話だが」
ジョ「なっなにいって…!!」
ニヤリと笑いながらそう聞いてきたペックに、ジョニーがすぐに摑みかかろうと動いたが、彼女は笑顔を崩さずにそれを止めた。
『はい!勿論渡しますよ。…少なくとも、私もアレンくんも他人の言葉に左右されるほど、半端な気持ちで付き合ってはいませんから。心配ご無用ですよ!』
そんな彼女の言葉に、班長は苦い表情をした。
隣でジョニーも目を見開き驚いている。
『親切にありがとうございますね、班長!これからも私達2人 よろしくお願いします!…それでは失礼します』
つまらなそうに眉間に皺を寄せた班長に背を向け、Aは科学班の部屋を去っていった。
ジョ(A…強いなあ。あの様子なら、アレンを任せて大丈夫そうだ!よかった)
〜〜
『アレンくん、まだ任務から帰っては来なさそうだし…先にアジア支部に行ってこようかな』
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みれい(プロフ) - すごく面白いです!アレン推しなので、アレン落ちの小説が少ないのですが、その中でもめちゃくちゃ好きです!更新楽しみにしてます! (2020年2月22日 16時) (レス) id: b87f86880a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ナジカ | 作成日時:2018年1月31日 22時