可愛いうさちゃん ページ11
俺は、彼に本を渡される…
アルトん?「可愛いうさちゃん」?
こんなの読んでほしいのか?
真うん!
彼は、俺に期待を抱いたような目で見つめてくる…
そして、俺は思わずため息をつく…
アルト仕方ねえな
俺がそう言い、読み聞かせをしようとすると…
彼は、俺の方に乗ってきた…
彼の笑顔は俺の心を温かくする…
そして、俺は、本を開く…
その本の内容は、1匹の可愛いうさぎの話だった…
読んでいるうちに、心が温まっていく…
そういえば俺は、エリルに…
読み聞かせなんてしたこともなかった…
理由はもちろん、頼んでこないからだ…
俺が読み聞かせをしたのは、『霊夜真』が初めてだった…
ああ、エリルに、読み聞かせをしてやればよかった…
と思った俺だった…
読み聞かせが終わると、彼は…
真アル兄ありがとう!
アルトまた読み聞かせしてやるよ
俺はそう言いながら、彼が部屋を出ようとしたその時…
俺は、彼のことを静かに抱きしめた…
真お兄ちゃん?どうしたの?
アルト悪いなあ、俺の気分だ。もう行っていいぞ。
そう言いながら、彼から手を放す…
彼は、部屋を出る…
多分、あいつらのもとに向かったんだろうな…
さてと、俺も仕事をするか…
見張りっていう仕事をな…
さてと、あいつらはどこにいるんだ?
倉庫か…
一体何をしてるんだ?
⁉
あいつらの気配が、消えた?
次回
消えた気配
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霊夜真(プロフ) - もう…1000hit...本当にありがとうございます!! (2021年12月17日 20時) (レス) id: 654d3a996f (このIDを非表示/違反報告)
霊夜真(プロフ) - 評価してくれるのはうれしいですが、低評価などはやめて頂けると嬉しいです (2021年11月12日 14時) (レス) id: 654d3a996f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:霊夜真 | 作成日時:2021年10月28日 12時