血のハロウィン2 ページ4
次の日からオレは千冬と手分けして稀咲について調べ始めた。
千冬からタケミっちと仲良くなったとの知らせも聞いた。
そしてオレは雨の中マイキーと、ドラケンと真一郎君のお墓参りに来ていた。
マ「そっか、兄貴の話聞いたか・・・。」
ド「かっけぇ人だったな真一郎君。」
『ホントかっこよかった。オレの憧れの人だったからな。』
ド「タケミっち・・・オレらもわかってんだ。あの事件は今更どうにもならねぇ。」
タ「・・・」
ドラケンは話を続けた。
ド「場地も一虎もあんなことしたかった訳じゃねぇ。」
マ「そう・・・今さらしょうがねぇってわかってる。でも心がついてこねぇ。」
『タケミっち。アイツらが盗もうとしたバブはさ、真一郎君が乗ってたバブだったんだ。』
タ「えっ!?」
『マイキーの誕生日にプレゼントしようって真一郎君とオレとで話してたんだ。あいつ絶対喜んでくれるよなんて話したり、びっくりするだろうなぁって話したり、』
今思い出すだけでも涙が出そうだった。
マ「兄貴の形見のバブ、オレの今の愛機だ。」
タ「(ゴク)」
マ「あれから2年、場地の事は許した。でも、知らなかったとしても、今更どうにもならなくても、兄貴を殺した一虎だけは一生許せねぇ。場地が一虎側に行くのもな!」
ド「『・・・。』」
マ「タケミっち・・・。オレは場地を連れてこいと頼んだハズだぞ?なんで壱番隊の副隊長がいて場地がいねぇんだ?オマエは何がしてぇんだ?タケミっち。」
『(タケミっち、マイキーの圧に負けるなよ!)』
しばらくしてタケミっちは口を開いた。
タ「オレは、東卍のトップになりたいです!!いつかマイキー君にそれを認めさせてみせる。それがオレのしたい事です!」
それからタケミっちと千冬は帰った。
オレたちは3人残って
ド「ハハ、バカだな・・・あいつ。」
『さすがタケミっちって感じだな(笑)』
マイキーは笑って、
マ「・・・だな。」
オレたちはそこで解散した。
オレはそのまま、真一郎君との思い出の場所に向かった。
向かった場所は山上の展望台。ここは、真一郎君を連れてきてもらった場所。
自販機でココアを買い、飲みながら景色を眺めていた。
『真一郎君、やっぱりマイキーは一虎のこと許せないみたいです。そりゃそうですよね。また一緒ここに来たかったなぁ。』
そんなことを呟きながら沈む夕日を眺めていた。
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不思議の国の有栖さん(プロフ) - 死亡フラグ回収されたないからどきどきする (2021年11月6日 22時) (レス) @page37 id: 3dc8dfc09c (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - かささん» ありがとうございます!これからも更新頑張ります!これからもよろしくお願いしますm(*_ _)m (2021年11月2日 6時) (レス) id: 0ea306725b (このIDを非表示/違反報告)
かさ(プロフ) - 合格おめでとうございます!いつも、更新楽しみにしてます!これからも頑張ってください!! (2021年11月1日 22時) (レス) @page23 id: ab0fd5eee8 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - かささん» コメントありがとうございます!楽しみにしていただけて私も嬉しいです!これからもよろしくお願いします! (2021年10月30日 22時) (レス) id: 0ea306725b (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - うゆ@uyuさん» 今日更新したので是非見ていただけたら嬉しいです!コメントありがとうございます! (2021年10月30日 22時) (レス) id: 0ea306725b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:琥珀 | 作成日時:2021年10月22日 21時