退院後 ページ21
オレは1週間で退院することが出来た。
それから、武蔵神社で千冬と場地と待ち合わせしていた。
『オレが1番か、まぁーすぐ来るだろ。』
オレが来てから数分後、千冬と場地が来た。
千「A君!遅くなってすみません、」
場「わりぃーな」
『千冬気にすんな。あと、場地はもう少し反省しろよ、まぁーいいけど。』
千「A君、オレたちを呼び出したのって何か話があったからじゃないんですか?」
場「そうだぞー」
『あぁ。千冬と場地に色々と話があってな。』
オレたちは石段に座りオレは話し始めた。
『場地、オレはオマエが生きててくれてよかったって思ってるよ。』
場「あぁ?」
『オレはお前が死のうとしてるのは薄々気づいてた。だから、お前が死なないようにあの時お前の手を狙って蹴った。ナイフを使わせないように。』
場「・・・」
『オレは、お前を守りたかったんだ。お前が死んだら千冬も、マイキーも、ドラケンや三ツ谷だって、みんな泣いちまう。オマエが死んでも誰にも得はねーんだよ。』
場「オレは一虎を救いたかった。」
千「場地さん・・・」
『あぁ。知ってるよ。だから芭流覇羅に行った。一虎を1人にさせないために。だけどな、何でもかんでも自分が我慢すればいいなんて思うなよ!オレはオマエの力になりたかった。オレはあの抗争でなんも出来てねー。』
千「そんなこと・・・!」
『場地は一虎やマイキーを救うために、ドラケンはマイキーや下のやつらを守るために、三ツ矢だって他の隊長たちもだ。マイキーは誰よりもお前を連れ戻すために。タケミチは、お前を助けるために。なのに、なのに俺は何も出来なかった。ほんとに悔しいよ。』
場「オマエはオレを守ってくれた。千冬のことだって俺がいない間面倒見てくれて、ほんとに感謝してる。ありがとう。」
千「オレも、A君がいなきゃ場地さんを止められなかったですし、手当もしてくださって、ほんとに感謝してます!本当にありがとうございます!」
『場地、千冬・・・』
場「だからオマエはオレたちの恩人なんだよ。ありがと。」
千「ありがとうございます!」
『オマエらほんとオレ泣かせんなよ・・・。』
オレは柄にもなくその場で泣いてしまった。
場「オイオイ泣くなよー(笑)」
千「A君って以外に泣き虫ッスね(笑)」
『うるせーよ・・・』
オレたちはその後少し話をして解散した。
240人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「東京リベンジャーズ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
不思議の国の有栖さん(プロフ) - 死亡フラグ回収されたないからどきどきする (2021年11月6日 22時) (レス) @page37 id: 3dc8dfc09c (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - かささん» ありがとうございます!これからも更新頑張ります!これからもよろしくお願いしますm(*_ _)m (2021年11月2日 6時) (レス) id: 0ea306725b (このIDを非表示/違反報告)
かさ(プロフ) - 合格おめでとうございます!いつも、更新楽しみにしてます!これからも頑張ってください!! (2021年11月1日 22時) (レス) @page23 id: ab0fd5eee8 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - かささん» コメントありがとうございます!楽しみにしていただけて私も嬉しいです!これからもよろしくお願いします! (2021年10月30日 22時) (レス) id: 0ea306725b (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - うゆ@uyuさん» 今日更新したので是非見ていただけたら嬉しいです!コメントありがとうございます! (2021年10月30日 22時) (レス) id: 0ea306725b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:琥珀 | 作成日時:2021年10月22日 21時