その後 ページ20
あの抗争からまる2日オレは眠っていたらしい。
オレは起きてから先生に話を聞いた。
先「刺された所がかなり深かったから、かなり出血も酷くて貧血状態だったんだよ。でも、今は血量も正常に戻ってきてるからもうすぐ退院できそうだね。」
『そうですか。先生ありがとうございます!』
それから病室でゆっくりしていると、ドアが開いた。
『ん?誰だ?』
タ「A君!こんにちは!」
『おぉータケミっちか!やっほー!』
タ「結構元気そうでよかったです!」
『あぁ。初めてお見舞いに来たやつがタケミっちかー。』
タ「オレで悪かったですね!!」
『そんな怒んなって(笑)』
タ「もう、明日マイキー君とドラケン君がお見舞いに来るらしいですよ。」
『そっか、ありがとう。』
オレはタケミっちに意を決して聞こうと思った。
『あのさ、タケミっち。』
タ「なんですか?」
『オマエのおかげでオレも場地も死ななかった。それはすごく感謝してる。でも、一つだけ気になることがあるんだ。』
タ「・・・なんですか?」
『オマエ、あん時生きててくれてよかったって言ってたよな?』
タ「!はい、」
『オマエは一体何者なんだ?何を知ってるんだ?全部オレに話して欲しい。』
タ「・・・A君、今からオレが言うことを信じて欲しいです。」
『内容によるが、まずは教えてくれ。』
タ「はい。」
それからタケミっちは色々と話してくれた。
未来から来た、タイムリープすることが出来るなど、信じ難いことを全て教えてくれた。
どこか胡散臭い話だが今までのタケミっちの行動がどれも当てはまる気がした。
『・・・そうか。オマエすげーじゃん。』
タ「えっ!」
『だって、一人でオレらを助けようとしてくれてたんだろ?ほんとすげーじゃん!タケミチ、ありがとう。』
タ「A君、信じてくれるんスか?」
『当たり前じゃん!オマエ今まで良く頑張ったな。』
そう言いオレはタケミっちの頭を撫でた。
するとタケミっちは泣き始めた。
『どうした!?嫌だったか?』
タ「違うんです・・・。嬉しくて、」
『フッ、そっか。ほら今は好きなだけ泣け!』
それからしばらく泣き続けたタケミっちも泣きやみ、これから用事があるといい病室を出た。
オレは窓から空を見ながら
『(真一郎君、オレもう少しで同じところ行きそうでしたよ…。ほんと俺の周りにはすげーやつしか居ないっす。オレは守ってもらってばっかりだ。)』
オレはそれから少し寝ることにした。
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不思議の国の有栖さん(プロフ) - 死亡フラグ回収されたないからどきどきする (2021年11月6日 22時) (レス) @page37 id: 3dc8dfc09c (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - かささん» ありがとうございます!これからも更新頑張ります!これからもよろしくお願いしますm(*_ _)m (2021年11月2日 6時) (レス) id: 0ea306725b (このIDを非表示/違反報告)
かさ(プロフ) - 合格おめでとうございます!いつも、更新楽しみにしてます!これからも頑張ってください!! (2021年11月1日 22時) (レス) @page23 id: ab0fd5eee8 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - かささん» コメントありがとうございます!楽しみにしていただけて私も嬉しいです!これからもよろしくお願いします! (2021年10月30日 22時) (レス) id: 0ea306725b (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - うゆ@uyuさん» 今日更新したので是非見ていただけたら嬉しいです!コメントありがとうございます! (2021年10月30日 22時) (レス) id: 0ea306725b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:琥珀 | 作成日時:2021年10月22日 21時