10月31日 12 ページ18
オレたちあの時のことを思い出していた。
マ「これがその・・・結成記念のお守りだ。」
場「オレはずっとこれを持ってた。無くさずに、ずっとずっと・・・。」
タケミっちは泣いていた。
マ「東卍を創ったのはオレじゃない、場地だ。・・・゛誰かが傷ついたらみんなで守る゛゛一人一人がみんなを守るチームにしたい゛そうやってできたチームだったな。」
オレたちはあの日のことを思い出した。
みんな泣いていた。
タ「場地君はずっと一人で戦ってたんスね・・・。その日の約束を守るために・・・」
場「戦ってたのはオレだけじゃねーよ。」
オレは立っているのがやっとだった。
場「それはAも同じだ。こいつの方が俺よりよっぽど色んなものと戦ってた。」
他の奴らはみんな泣いていた。
『オマエら泣きすぎ、明日全員目腫れるな・・・(笑)』
オレはその言葉の後力が抜け倒れてしまった。
場「A!」
するとサイレンの音が聞こえた。
灰谷竜胆「警察だ。」
灰谷蘭「帰んぞオマエら、」
そして見ていた奴らはみんなそそくさと帰って行った。
オレは目を開けて
『オマエら、早く行け。オレはここで救急車を待つ、だから警察が来る前に、早くここから逃げろ・・・』
マ「A・・・。」
すると、隣にいた一虎が
一「オレはAとここに残る。みんな行ってくれ・・・」
タ「一虎君・・・」
一「オレの起こした事だ、自分でケジメをつけたい。」
マ「・・・わかった。」
そしてドラケンが他の隊員たちに退散するように声をかけた。
ド「東卍もここで解散だ!」
「「「ウッス!」」」
ぞろぞろと帰っていく中、一虎がマイキーに
一「マイキー・・・。許してくれなんて言わねぇ、真一郎君の事もAの事も、一生背負って生きていく。」
マ「・・・」
そして一虎はマイキーに頭を下げた。
それからあいつらはみんなこの場から去った。
オレは一虎に
『一虎・・・。』
一「A、ごめんな・・・。ごめん、」
『もう謝るな、オレは怒ってないから。』
一「A、」
そしてオレは警察が来たのを確認して意識を無くした。
2005年10月31日、東京卍會150人VS芭流覇羅300人。
この類を見ない大抗争は東京卍會の勝利、そして逮捕者1名、重傷者1名を出すという悲惨な結果に終わった。
この抗争が後に゛血のハロウィン ゛と呼ばれる。
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不思議の国の有栖さん(プロフ) - 死亡フラグ回収されたないからどきどきする (2021年11月6日 22時) (レス) @page37 id: 3dc8dfc09c (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - かささん» ありがとうございます!これからも更新頑張ります!これからもよろしくお願いしますm(*_ _)m (2021年11月2日 6時) (レス) id: 0ea306725b (このIDを非表示/違反報告)
かさ(プロフ) - 合格おめでとうございます!いつも、更新楽しみにしてます!これからも頑張ってください!! (2021年11月1日 22時) (レス) @page23 id: ab0fd5eee8 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - かささん» コメントありがとうございます!楽しみにしていただけて私も嬉しいです!これからもよろしくお願いします! (2021年10月30日 22時) (レス) id: 0ea306725b (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - うゆ@uyuさん» 今日更新したので是非見ていただけたら嬉しいです!コメントありがとうございます! (2021年10月30日 22時) (レス) id: 0ea306725b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:琥珀 | 作成日時:2021年10月22日 21時