命にかえても2【東京リベンジャーズ】【男主】

10月31日 7 ページ13

千冬もこの状況を理解出来ていないらしい。

千｢何焦ってんだよ･･･場地さん。｣

タ｢え？｣

『タケミチ、千冬。』

タ｢A君？｣

『オレも場地の所へ行ってくる。オマエらにマイキーを東卍を託す。』

オレはそのまま場地の横に並んだ。

『場地、オマエ自害しようとしてるだろ。』

場｢！なんでわかった？｣

『そんなの幼なじみだからに決まってんだろ。お互いこれが最後の戦いかもな(笑)』

場｢あぁそうだな。めいいっぱい楽しもうぜ！｣

『だな。』

オレたちはお互いがこの抗争で死ぬ覚悟をしているとわかりきった上で稀咲に立ち向かうことを決めた。

場｢参番隊50人ＶＳオレとA！上等上等！｣

オレは場地の隣でマイキーに向かって叫んだ。

『マイキー!!』

マ｢！｣

『悪ぃな。オレ裏切っちまうけど許してくれ、ごめんなマイキー。』

マ｢･･･A。｣

『行くぞ場地！』

場｢いくぞオラァァァ!!｣

オレと場地はどんどん参番隊の奴らを倒していった。

オレらは上の方にいる稀咲を目掛けて走った。

『(そろそろ限界か、もう少しもってくれ、)』

オレは痛みに耐えながらどんどん倒していき、とうとう稀咲の所までやってきた。

場地は稀咲の首に鉄パイプを向けて、

場｢チェックメイトだ、稀咲ぃ。｣

稀｢やれるもんならやってみろ。｣

オレの限界が来た。

ゴホッゴホッ、

オレは口から大量の血を吐いた。

『場地、悪ぃ。もう無理だわ、』

オレはそのままその場に倒れた。

『くそ、ここまでか。あとは場地、頼むぞ。』

場｢あぁ。任せろ。｣

すると千冬の焦っている顔が目に入った。

千｢A君!!稀咲テメー何をしたぁ！｣

場｢千冬ゥ、稀咲じゃねーよ。｣

千｢場地さん。じゃあ誰が･･･｣

すると千冬がオレに駆け寄ってきた。

千｢A君！血･･･刺された？刺されたんすか！！いつ･･･!?｣

タ｢え!?｣

千冬は刺したやつが誰なのか気づいたらしい。

千｢･･･!!一虎･･･。一虎あぁぁぁぁあ！｣

すると近くで稀咲が何かを言っていたがオレは限界が近く聞き取れなかった。

稀咲が何かを言ったあとマイキーの様子がおかしかった。

『マイキー･･･？』

オレは必死に頭をフル回転させた。

だが、頭を殴られ刺された所もかなり痛み考えることすらできなくなっていた。

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