命にかえても2【東京リベンジャーズ】【男主】

10月31日 5 ページ11

稀｢東京卍會参番隊隊長、稀咲鉄太。大将はウチの隊が責任持って守らせてもらう!!｣

稀咲は何を企んでいるのかわからなかったが、ほかの隊員たちは稀咲のことを英雄扱いしていた。

『(クソっ！こいつは裏切り者なんだよ。誰か気づけ！)』

そんな願いは誰にも届かなかった。

すると下からドラケンが

ド｢稀咲!!よくやった!!マイキーを任せた！｣

そう言った。

すると下から駆け上がってくる足音が聞こえた。

場｢この時を待ってたぜ稀咲ッ！｣

それは場地だった。

稀咲の背後に現れ稀咲を鉄パイプで殴った。

『場地！』

すると芭流覇羅は喜びの声を上げていた。

｢場地が稀咲をやっつけたぞ!!｣

場｢稀咲ぃぃ!!ツラがわかんなくなるまでぶん殴ってやるぜ！｣

場地はやはり稀咲を潰すために芭流覇羅に入ったのだと改めておもった。

するとドラケンが

ド｢やめろ場地!!｣

続いて三ツ谷も

三｢オレらはオマエを連れ戻しに来たんだぞ!!｣

場地はその話に気を取られて稀咲の側近のやつに投げ飛ばされてしまった。

『場地！』

｢ふん。･･･大丈夫ッスか？稀咲さん。｣

稀｢ブンブンブンブンオレの周りを嗅ぎ回ってるハエだ。叩き殺せ。｣

場｢･･･上等だよ、稀咲！｣

『やめろ場地！』

すると場地の前に千冬が手を広げ制止した。

場｢千冬･･･？なんのマネだ？｣
｢千冬ぅぅ！｣

千｢場地さん、ダメッスよ。今ここで稀咲をやるのは、マイキーくんを裏切る事です！東卍のために稀咲をやるならいまじゃない。｣

すると場地は鉄パイプで千冬を殴った。

場｢いいきになんなよ千冬ぅぅ！テメーをオレの横に置いたのは喧嘩の腕を買っただけ、テメーの考えなんてどーでもいーんだよ。｣

『場地、千冬。』

すると千冬は

千｢オレは壱番隊副隊長!!場地さんを守るためにここにいる！｣
｢どーしてもこの先に行くなら俺も容赦しねーぞ！｣

場｢やってみろ。｣

オレは重たい頭をフル回転させどうすればいいか考えた。

『(今場地の所へ行ったことで何が出来る？なら場地は千冬を振り切ってでもこっちへ来るはず。あいつを待つか。)』

場｢10秒やる。｣

千｢え!?｣

場｢10！9･･･8･･･7･･･6･･･どーした？5･･･容赦しねーんじゃねーのか？｣

千冬の呼吸はさらに荒くなっていた。

場｢殺さねーと止まんねーぞオレは。4･･･3･･･2･･･1･･･｣
｢･･･ゼロ。｣

その言葉と同時にタケミっちの声がした。

タ｢うおおおおぉ！｣

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