479. 完全に行き詰まり ページ32
及「あのさ、これ黒尾クンと赤葦君には言ったんだけとね。Aちゃんは、寝る前に喘息の薬を飲んでるはずなんだよ。それを飲んでれば、普通は夜中に外に出なきゃいけないほどの喘息は出ないはず。おかしくない?」
岩「確かにな。Aに限って、飲み忘れたなんてことはないだろうし」
及川の疑問に、岩泉が頷いた。
Aの事情を知る青城の皆も、何人かコクコク頷いている。
黒「それは直接、Aに聞いてみないと分かんねえだろ……」
唸ったような声を上げたのは黒尾だった。
確かに、誰も理由が分からないのであれば、本人に直接聞くしかない。
この疑問は、完全に行き詰まりになってしまうのだ。
清「……ちょっと待って」
ずっと黙っていたマネージャーの清水が、ここで初めて口を開いた。
元々、Aが喘息であることを知っていたのは、マネージャーでは清水と谷地だけ。
すると、清水は突然立ち上がり、そのまま食堂を出ていってしまった。
田「……潔子さん?」
澤「どうしたんだ、清水?」
烏野の皆はもちろん、他の皆もキョトンとしている。
清水とAは、青城と烏野の練習試合の時からお互いを知っている。
それに気づいた及川は、清水が何かを掴んでいることを願った。
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naonao(プロフ) - 続編多くて嬉しいです。応援してます! (2021年10月5日 5時) (レス) id: d20e044f3d (このIDを非表示/違反報告)
なな - めっちゃおもろいです!これからも応援してます!やっぱりり夢小説は、ハイキューだよねー (2020年10月19日 22時) (レス) id: e8db370297 (このIDを非表示/違反報告)
好きな給食はポメラニアン - あと、ログインが勝手に消えてて、再ログインしようとしても無理なんですが、どうすればいいですかね? (2019年9月2日 22時) (レス) id: 942676f078 (このIDを非表示/違反報告)
好きな給食はポメラニアン - ずっとめっちゃ応援しています!あと投稿の一番下で、用事が多いみたいなのでくれぐれもお身体、壊さないでくださいね。 (2019年8月30日 23時) (レス) id: 0a1a50f965 (このIDを非表示/違反報告)
游 - 遅れました、続編おめでとうございます!これで12作目ですねw毎日更新お疲れ様です!頑張ってください! (2019年8月21日 17時) (レス) id: f2ddedb80a (このIDを非表示/違反報告)
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