60話 ページ14
私の目の前に立っていたのは
銀色っぽい長髪をなびかせ
昔の江戸時代の人がいていそうな
鶯色の浴衣を着た
185…くらいの身長から私を見下ろす
イケメンが立っていた
貴『放心』
ジロ「…?主?」
首をまげこちらを覗き込むジロちゃん…?
待ってそれ以上近づいたら気絶する
漂うおじ様の雰囲気
貴『カァ//』
ジロ「?顔が赤いぞ?熱でもあるのか?」
そう言うと私のおでこに手を当てる
……
…
無理!!(恥ずかしい))
ささっとミアさんの後ろに隠れる
ジロ「ガーン!!」
すごい勢いで肩を落とすジロちゃん
あー。こう見るとジロちゃんだ
貴『…一緒に入るのは無理だけど
獣の方で身体洗ってあげる』
そう提案すると、
ボフッ
ジロ「うむ!!待っておるぞ!!」
ふりふり
黒々とした毛をなびかせながら
これでもかと尻尾を振るジロちゃん
可愛い
ミア「ふふ。微笑ましいわね
じゃあ入ってらっしゃい」
はい。となんとも可愛らしい服を手渡された
貴『…?』
ミア「?どうしたの?」
貴『え?いや、私の服は…?』
ミア「何言ってるの、これも貴方のよ
さ、行ってらっしゃい」
グイグイと背中を押され
洗面所に押し込まれてしまった
貴『え?ちょ、ミアさん…!』
ガチャり
………ドア閉められた
貴『仕方ない。』
〜シャワー中〜
ガラガラガラ
貴『…いい湯だった』フキフキ
ふわりと湯気が上る身体をタオルで拭きながら
ミアさんの渡された服をみる
私が渡された服というと
白の長めのワンピに下の所に小さな花が付いている
貴『…ちょっとスカート短い気がする』
私の身長は高い方なので少し足がすうすうする
貴『(まぁ、せっかく用意してくれたんだしね)』
としぶしぶではあるが
用意してもらった服に着替え
ドライヤーに手を伸ばした
何だか少し騒がしくなっている外に
いつのタイミングで行こうか
悩みながらびしょびしょの髪を乾かした
8人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
なこむペッパー(プロフ) - Ryoさん» 遅くていつもすみません!!見てくださってありがとうございます!頑張ります!! (2018年7月7日 23時) (レス) id: e3a404bae9 (このIDを非表示/違反報告)
Ryo(プロフ) - 更新頑張ってくださいな(`・ω・)b (2018年7月2日 20時) (レス) id: b823da6549 (このIDを非表示/違反報告)
なこむペッパー(プロフ) - まありなさん» ありがとうございます!!早速やってみました!…出来てますかね?わざわざ教えてくださって本当にありがとうございました!ノロノロ更新ですが、楽しんでいただけると嬉しいです!! (2018年6月30日 16時) (レス) id: e3a404bae9 (このIDを非表示/違反報告)
まありな(プロフ) - URLは各話の文章の上に出てくる地球の様なマークを押したら今までに作った作品(関連付けされている物のみ)が出てくると思うので、その横のこの作品を挿入という所を押してもらったら貼れると思います。 (2018年6月23日 20時) (レス) id: 69e2d78fba (このIDを非表示/違反報告)
なこむペッパー(プロフ) - 大槻涼於さん» えぇ…?!?!?!オホシサマ…。本当にありがとうございます!!更新早く出来るように頑張ります!いつも気長に待って下さってありがとうございます!! (2018年6月13日 19時) (レス) id: e3a404bae9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:なこむペッパー | 作成日時:2018年5月6日 13時