家に帰ろうと思ったら拉致されました【オリジナル】

46話 ページ46

いやいやまてまて


そんな極上の笑顔で

「やってみよっか」とか言われてもね？！？！

その早速食べに行こうみたいな軽いノリ


無理だから！！！


初めて来たジャングルに さぁいってみよう？！


無茶にも程があるだろ！！！！


確かに運動部入ってるけど …入ってるけど！！！


ていうか、何でみんな否定しないの？

ほら「いや、まだ来たところですし」とかあるでしょ！！


どんな鬼畜！鬼！悪魔！！！


そんなあの有名なアニメの主人公じゃあるまいし！！


私の体は丈夫じゃないです！！


ﾎﾟﾝ

肩に手が置かれる


パッと上を見ると…


哀れみの目を向けてくるロンガさんが



…





何とかしてよ！！←やけくそ


キッと睨み返すと


ミア「大丈夫！

いつもは魔物たちがいるけど今日は秋人に片付けてもらったから！！」



じゃあ、あの入ってきた時の声は何？！？！


そんなウキウキした顔で見られても…


ミア「ｳｷｳｷ」


ロンガ「ｼﾞｯ」


みら、れても…


玲「ﾆ ﾆｺ」

……見られても…


ミア「ね？」


貴『…む……………………


わかりましたわかりました！！


やればいいんでしょ？やれば！！』

もういいよ！！やるよ！！


ミア「そう言ってくれると思ったわ！！


さ、玲奈。」


トコトコと近づいてくる


そして私の手を掴み


手のひらに手を乗せる

玲「はい！

……………ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ」

何かを唱え始める


…じわじわ何か感じる


何かが私の体を包むように、

ぎゅっと…


玲「………はい。終わり

これで大丈夫。」ﾆｺ


綺麗な笑顔でこちらを見る


…私の心拍数が上がっている

ミア「……じゃあ、行きましょ


先導は秋人にやってもらうわ」


秋「はい！」

ミア「……私は仕事があるから抜けます


あとはよろしくね。」ｼｭｯﾝ


よろしくと言った直ぐにミアさんの姿は消えた


4人が残っている


……気まずい


ロンガ「…それで？


これから何をするんだ」


沈黙を破るようにロンガさんが尋ねる


…そうだ。何をするか聞いてない


秋「…基本お前達二人の能力テストだ


ロンガ…とか言ったか。

お前は相当だとミア様がおっしゃっていたがその少

女はそういう訳では無いのでな」


淡々と話す秋人


この喋り方

なんの興味も示さない素の顔


…この顔が嫌だ。


ダ「まぁ、このコースは標準のコースじゃけ

行ったら分かる。」

さぁ行こうと玲奈が言う




…行くしかないのか

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