27話 ページ27
貴『…(結構歩いたなー)』ｽﾄﾝ
近くにあったベンチに座り、前を通って行く人たちを眺めていた
イОンらしく見えた場所も大きな木々たちが集まって集落みたいな場所で
貴『…(色々買ってしまった)』
服だけでなく家具もその場所で買い
さらにまだ、食材を買おうとしている
貴『…(してもらってばっかり)』
まぁ、ここの人間ではないのは確かなので仕方ないと言われれば仕方ないのだが
貴『…(うん。)』
人並みに気は使う
貴『…ﾎﾞｰ』
ぼーっとお店や人々を眺めていると
？「…あのー。ちょっといいですかねー？」
と、少し小さなお婆さんらしい人が話かけてきた
貴『(なんだろう？この辺のことなら分からないんだけど…)』
？「南雲モールってどこか知りませんかねぇ？」
貴『南雲モール？』
？「大きな木に囲まれたお店なんだけど、バス停がどこか分からなくてねぇ…」
どうやら私たちが行った大きなショッピングモールは南雲モールと言うらしい
貴『…(確か、バス停は…)』
私たちは歩いていったがミアさんがバスの方が早い…とかなんとか言っていた気がする
貴『…(飴屋の隣…だったかな)』
キョロキョロと辺りを見回す
貴『…(あ、あった)
お婆さん、あの飴屋さんが見えますか？』
私は方向を指さし、お婆さんに話しかけた
？「…あ、あぁ見えます。」
貴『あそこの隣にバス停がありますので目印にして行ってみてください』
？「おぉ、そうなのかい？ありがとうねぇ。」
そう言ってぺこりと頭を下げ その方向に向かって歩き始めた
貴『(答えられることでよかった)』
私はというと、役に立てたことと安心でまた、
ベンチに腰を落とした
〜5分後〜
？「すいませんねぇ。」
貴『？(あれ？この人…)』
？「ご親切なお嬢さん、申し訳ないのだけれど自分で歩くとよく分からなくなってしまってねぇ。
お時間があるならバス停まで連れて行ってくれないかねぇ？」
とトコトコと帰ってきた
正直な所ミアさんに動いてはいけないと言われたので気乗りしないがお年寄りをほっておくほどひどい人間ではない
貴『(少しだけならいいかな)
分かりました。一緒に行きましょう』
？「すまないねぇ。ありがとう。」
そうして5分もしないうちに目的地に着いた
貴『(これで迷うってなかなかすごいな)←』
？「おぉ、…本当にありがとうねぇ。お嬢さん」
貴『あ、いえいえ。』
？「これ、もらっておくれ。」
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なこむペッパー(プロフ) - KAITOさん» ありがとうございます！！(T^T)更新遅くて申し訳ないのですがこれからもよろしくお願いします！！ (2018年5月6日 12時) (
レス) id: e3a404bae9 (このIDを非表示/違反報告)
KAITO(プロフ) - いつも応援しております。更新がんばって下さい！ (2018年5月2日 18時) (レス) id: 2e93de1953 (このIDを非表示/違反報告)
なこむペッパー(プロフ) - ご指摘ありがとうございます！行間ですね…！もう少し開けてみます！ありがとうございます！ (2018年4月4日 22時) (レス) id: e3a404bae9 (このIDを非表示/違反報告)
なこむペッパー(プロフ) - ご指摘感想お願いします！ (2018年3月12日 18時) (レス) id: 0c73f9681f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なこむペッパー | 作成日時：2017年1月21日 23時
