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26話 ページ26

ミア「じゃあ、奥から攻めて戻ってくる形で買い物しよっか!帰りはダルに来てもらえばいいし」

貴『リーダーさん…ですか。(あの人苦手)』

ミア「…普段はきちんとした人なのよ。

それに案外優しい所もあるし。

ま、分かりにくいんだけどね!」

私が不安そうな顔でもしたのだろう

「心配ないよ」と声をかけてくれた

そんな言葉が何だか気恥しくて笑ってしまった

このよく分からない世界で

不安ばっかりだけど

貴『(この人に罪はない)』

そう思って

いったい何着買うのか分からないくらい店を回って

半分お人形さんになって

美味しいスイーツを食べて

他愛のない話をして

今日 ミアさんがすごい人で可愛らしいくて面白いことを知った

今日 怜奈が案外おっちょこちょいで何にもない所で転ぶことを

そしてミアさんをすごく慕っているのを知った

今日 2人は甘いものが好きで 遠距離戦が得意で

歌が好きで この街の人が好きで

この街の人も2人が大好きなことを知った

怜奈の家族が地底団にやられた事

ミアさんは地底団を倒す為にここに来たこと

他にも色んな日常生活のこと

沢山 沢山 知った

ミア「少しづつでいいからこの世界も好きになってあげてね」

ミアさんは言う

秋人さんが殺すって言ったから

実験したら

もう少ししたら


…死ぬと思った

けど、屈託の無い笑顔を向けてくれるから

優しい言葉をかけてくれるから

貴『(好きになってしまいそうじゃない)』

怜奈が笑う

ミアさんが微笑む

…私も同じように笑う


何だか、楽しくなっちゃって

忘れてしまっていた









”この世界の人間では無かったことに”









ミア「…疲れたね!!」

貴『そうですね 苦笑い)』

怜「…それにしてもすごい量の服ですね」

ミアさんの手とミアさんが魔法で出した風船みたいなバックの中にはもの凄い量の服が入っていた

ミア「そう?まだ足りないくらいよー」

貴『(全然足りてます!)』

そうツッコミをいれつつ

本当に多い服を目の前に

この服何円くらいしたんだろう

と少し考えながら…やめた。 うん。ダメだ考えちゃ

ミア「あとは、食べ物かなー…

んー。喉乾いたしちょっと買ってくるよ。

Aちゃん飲みたい物とかある?」

貴『いや…得には。というかこの世界の飲み物分からないので。』

ミア「あ、そっかー。紅茶…はここにもあるし

探してくるね」

貴『わかりました。ありがとうございます』

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なこむペッパー(プロフ) - KAITOさん» ありがとうございます!!(T^T)更新遅くて申し訳ないのですがこれからもよろしくお願いします!! (2018年5月6日 12時) (レス) id: e3a404bae9 (このIDを非表示/違反報告)
KAITO(プロフ) - いつも応援しております。更新がんばって下さい! (2018年5月2日 18時) (レス) id: 2e93de1953 (このIDを非表示/違反報告)
なこむペッパー(プロフ) - ご指摘ありがとうございます!行間ですね…!もう少し開けてみます!ありがとうございます! (2018年4月4日 22時) (レス) id: e3a404bae9 (このIDを非表示/違反報告)
なこむペッパー(プロフ) - ご指摘感想お願いします! (2018年3月12日 18時) (レス) id: 0c73f9681f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なこむペッパー | 作成日時:2017年1月21日 23時

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