16話 ページ16
？？？
一瞬何が起こったか分からなかった
けど、
ここにいては行けないと
本能が叫んでいるのは分かった
貴『さよならっっっっっっ！』
ダッシュ！
怜「え？ちょ、ちょっとー！」
貴『(殺される)』
私は走った
ここがどこかも分からない
自分がいったい何者なのか
今日までただの中学生だったのに
貴『(シニタクナイ)』
ガラスのような廊下をただひたすらに
そこらの部屋には目もくれず
出口があることを願いながら
ただ走った
貴『(でも、どうしよう。とにかくここから出ないと、ていうかこの場所広すぎ！！)』
目の前には大きな扉
貴『(出来るだけ部屋には入りたくなかったんだけどなっっっ！)』
ガチャ！
ギィーーー
大きな音を立て目の前の氷のような扉がゆっくりと開く
誰もいないと願いながら
？「…やっと来たﾆﾔ」
貴『っと、意外と重かった。』
見回して見ると透明のような水色のような透き通るような空間が広がり
目の前には階段
幅は広く階段まで距離が遠い
貴『(まぁ、上る気無いけど。落ちるかもだし)』
その時
？「やぁやぁやぁやぁ！よく来たね！」
ﾊﾞゎｻァ ｼｭﾀ
メガネをかけた赤紫の男か女か分からない”モノ”が降りてきた。
貴『？！？！？！？！』
？「え？驚いた？驚くよなぁ！そりゃあ！！君のことは知ってる。親も兄弟も親戚だって！！！けど、分からない！分からないんだ！何だか分かるかい？分からないだろうなぁ！自分が何者なのか分かってもいない君に僕の分からないことなんて！でも、君は知らなきゃいけない。僕に教えなければならない。さぁ！さぁ！教えてくれよぉ！君は何者で誰なのか！君に出来ることは何なのか！」ｱﾊﾊﾊﾊﾊ
急に降りてきた人と思われる”モノ”
左手で顔を覆い、高々と笑いだした。
貴『(いや、普通に怖すぎる)』
私はそーろとその場を離れようと
扉に手をかけた瞬間
？「…どこにいくのさﾎﾞｿ」
背中が凍りつくのがわかった
イマワタシノウシロニイル
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なこむペッパー(プロフ) - KAITOさん» ありがとうございます！！(T^T)更新遅くて申し訳ないのですがこれからもよろしくお願いします！！ (2018年5月6日 12時) (
レス) id: e3a404bae9 (このIDを非表示/違反報告)
KAITO(プロフ) - いつも応援しております。更新がんばって下さい！ (2018年5月2日 18時) (レス) id: 2e93de1953 (このIDを非表示/違反報告)
なこむペッパー(プロフ) - ご指摘ありがとうございます！行間ですね…！もう少し開けてみます！ありがとうございます！ (2018年4月4日 22時) (レス) id: e3a404bae9 (このIDを非表示/違反報告)
なこむペッパー(プロフ) - ご指摘感想お願いします！ (2018年3月12日 18時) (レス) id: 0c73f9681f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なこむペッパー | 作成日時：2017年1月21日 23時
