不登校少女は音駒に通っているけど無気力？だしマネになりたくてもなれませんでした【音駒】

“誰かの心臓になれたなら”？…研磨はバレー部の心臓だよね← ページ29

蓮「実を言うとね？
私好きな人がいてさ…」



ふーん、でも何で私なんだ
ぱっと見、北條さんは一軍だ
スクールカースト上位者
なのにどうして？今でも可愛いのでわ？



蓮「白菊さんも知ってる人なんだけど…
実は黒…」



そう言いかけた時、私はとめた
だって黒
と言うことはクロってことでしょ？
私が知ってて黒なのはクロしかいない
…あなたの好きな黒って人は
後ろで話を聞いてますよ〜…←



『北條さん、後ろ』



私は北條さんに後ろを向かせる
そしたらボッと顔を赤くした
なんかコンロに火をつけたみたいな勢いで
…やっぱりクロかな？
あ、北條さんなら安心かも
クロを養ってあげて←



蓮「…な！なに盗み聞きしてんだ！！///」



そう言ってスポドリで使うんだろう水筒を
クロに思いっきり投げた
良いのかな？あれ



黒「うわっ！
おい北條、水筒投げんな！」



研「休憩なんだけど…
その様子じゃスポドリ無さそうだね」



汗をかきながらそう言う研磨
うーん、このままじゃ倒れそうだな…
まぁクロは別にいいんだけど←
研磨が倒れたら
お母さんお父さん心配するし…
あ、そだ



『研磨、私水筒2本持ってるから
飲んで良いよ、まだ口つけてないから〜』



私は研磨に伝える
私はよく脱水症状で倒れたから
お茶ともう1つ
スポドリを持ってきている
研磨はそれを知ってか
私の鞄をあさり始めた



蓮「…あ、そうだAって呼んで良い？
白菊さんも蓮華って呼んで良いから」



私はコクリと頷く
そうするとパアッと明るくなる蓮華さん
うん、このままでも可愛いと思う…
と言うか大人っぽい？かっこいい？かな？



蓮「あと、ジャージ持ってる？
黒尾に聞いてたけど不登校だったんでしょ？
ジャージとか
動きやすい服に着替えてほしいんだけど…
あ、更衣室はあっちだから」



私はジャージの入った袋を持って
更衣室までつれてってもらった
迷いそうだったから…←

彼ジャー？…研磨と付き合ってないけど…→←え、こっち来んの？

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