あ、ども。国見ツインズやってます。【ハイキュー】

ろく ページ7

国見英side



____翌日の朝練後







昨日、言いすぎたかな…家でも話さなかったし…

つい喧嘩腰で話ちまうな。でも悪いのは俺だけじゃねぇし


と、シューズを脱いでいると




「おい国見、いい加減仲直りしろよ」


「金田一…ほっとけ」


「そんなんできるわけないだろ！」


「は？」



「だってお前、すげー八つ当たりしてくんじゃん！！！やめろよな！まじで！！！」




あぁ〜…するかも

練習中に思い出すとイラついちゃって




「そんなん悪いのは俺だけじゃねぇし」


「俺、向こうのこと知らねぇけどまじで頼むって」


「やだ」


「お前まじで」




朝とはいえ動いた後にかなり騒いでいたようで先輩たちがなんだなんだと集まってきた

え、どうしよう




「おーおー、お前ら喧嘩すんなって」


「そーだぞー」


「してません。なんでもないです」




花巻さんと松川さんからぷい、と顔を背けたところ、岩泉さんまでこちらに来てしまった




「いや、絶対なんかあるよな？噂になってるぞ、国見兄弟」


「こいつ最近特にイライラしてて、空気悪いんですよ！」


「かわいそうに金田一！そんな時はこの及川さんに任せなさいっ！」




岩泉さんが来ると言うことはもちろん及川さんも来るということで…

この人、昨日俺たちの喧嘩見てたよな？




「まぁその話は後にして」


「えっ」


「国見ちゃん、ちょっと及川さんの話を聞いてくれるかな？」


「嫌です」


「いいから聞いて！？」




あれ、俺嫌ですって言ったよね？

俺に聞いたのに俺の意見お構いなしに話し始める及川さん


この人の考えることはまじでろくなことがない。中学の時からそうだ。




「俺ね…


あの子、ほしい」




ほら、やっぱりろくなことじゃない


だいたいAはもうバレーしないだろ




「昨日も言いましたけど、無理だと思います」


「それをするには…諸君らのお手伝いが必要である！！」




諸君ら、と言って岩泉さん・花巻さん・松川さん・金田一を指差す
もちろん国見ちゃんもね、と

え。なにすんの




「いいかい、なんとしてでもこの青城バレー部に入れるんだ！」


「あー、はいはい」


「考えとくー」


「暇だったらなー」


「が、頑張ります！！」


「ちょっと、金田一以外のやる気が見られないんだけど！？！？」




Aがまたバレーするなんてわからないし、多分しない

どうやって入れるんだよ


すると、




「あ、」




花巻さんが声を出した

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