よんじゅうに ページ43
五色工side
「ワァンチッ」
「ナイスワンチ！」
まただ
また牛島さんが決め切れない
あの13番とそっくりのハーフアップ野郎が途中から入ってきてから全然決まらない
入ってきてからずっと牛島さんの前に��いる��
ﾋﾟｯ
「ウェーイ！」
「ナイスツー」
「あそこでツーは無いべや」
「へっへーん」
及川徹のツーにより向こうの得点に
くっそ
俺のミスばっかだ
「あちゃー、若利クンてばマンツーじゃーん」
「ああ」
「しかもコミットで付いてこられてる」
「そもそもついていけてること自体バケモンだけどな」
確かに…
っは！
いや！俺もついていけるわ！！！
あんっな女みたいなハーフアップしてる奴より俺の方が上手いわ！！！
「五色お前、変にライバル心燃やしてんじゃねーよ」
「なんでわかっ、いいえ！燃やしてません！！」
白布さんにジト目で見られる
うぐっ
先程のツーで青城も20点台に乗り、開いていた点差はハーフアップ野郎が入ってきた時からなかなか離しきることができない
現在は20対22
俺は目の前にいるハーフアップ野郎に突っかかる
「おいお前！牛島さんを止めるとはやるじゃねーか！」
「まだ止められてねーよ」
「白布さんシーッ！！
ん"ん"っ、だがなハーフアップ野郎！俺は牛島さんをも超える未来のエースだ覚えとけ！！」
「は？」
「そして俺をマークしなかったこと、後悔するんだな！！！」
「え、ちょ」
ふっ、と鼻で笑い、言いたいことを言ったので、向こうからのサーブを待つ
ﾋﾟｯ
笛が鳴って、ボールが放たれる
白帯スレスレを通り、白布さんの一歩後ろあたりを落ちるだろう軌道
「くっ、」
「すみません大平さん！」
「任せろ、天童！」
「あーいよ！」
例え白布さんがファーストタッチでも関係ない！
天童さんが打ったスパイクはブロックアウト、
だと、思った
及川徹が飛び込んで上げる。
が、上に上がっただけ
「ナイスレシーブ！！！」
「上げただけ！ごめん！！」
及川徹がファースト、そしてあの位置からじゃ他からのセットもない
返ってくるだけ
「花巻さん！俺の頭ら辺に！」
はァ！？
何言って、声のした方に急いで目を向けるとアイツは既にライトの際にいた。
急いでブロック向かうも間に合わない、もうアイツが跳んでいる。
ありえねーだろ！そこからダイレクトってどんな身体機能してんだよ！！？
ﾀﾞｧｯﾝｯ
ボールが叩きつけられた。
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はつね(プロフ) - 男主かな？めっちゃ面白い！ (2020年10月24日 7時) (
レス) id: d82ff4a995 (このIDを非表示/違反報告)
無気力なバカ - 英との関係とかすごく良いと思いました。面白いです。これからも更新頑張って下さい。 (2020年4月12日 22時) (レス) id: 9900cccf42 (このIDを非表示/違反報告)
ぜる - ツインズカワヨイ...。読みやすくて、今は誰が話しているかとても分かりやすかったです。 (2020年4月12日 17時) (レス) id: 725efa7c46 (このIDを非表示/違反報告)
風華(プロフ) - 誰がなにを言ってるかわかりにくいので、カッコの前に名前書いて欲しいです。 (2020年1月3日 11時) (レス) id: a3f48bb6df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：宮 | 作成日時：2020年1月2日 3時
