何気ない行動 ページ19
「やったねクラピカ」
「ああ」
クラピカが合格し一先ず安心だ
ゴンも嬉しそうにしている
「レオリオ殿とA殿」
「ああ」
「は、はい」
レオリオが呼ばれると
レオリオはクラピカよりもすごく緊張しているのが伝わった
でも近くでレオリオを見ていた私は
レオリオが絶対に合格できると確信が持って言えた
問題は私だった
私は目の前の光景をただ黙ってみている事しかできなかったし
勝手な行動をしてレオリオに心配をかけてしまった
「あなた達は、結局最後まで私の正体に気づかなかった」
私とレオリオはお互いにギクッとする
普通は気づかないって普通は
「しかし、レオリオ殿は傷の処理は医者以上に早くて的確。A殿は昼でも見つけることが困難なや薬草をものの五分で見つけて持ってきてくれた。そして何より二人とも、妻のみを案じるふりをしている私に対し、ずっと力強い励ましの言葉をかけ続けてくれた。」
そこまで言われて恥ずかしくなってしまい下をむく
「っ……よしてくれ、恥ずかしい」
それはレオリオも同じなのか
サングラスの位置をなおしながら照れ隠しを言った
「その言葉の暖かさは、ハンター試験を受験するに値する。よって、二人とも合格だ」
合格……！
私は嬉しさのあまりに飛び上がった
「ほ、本当か！？」
レオリオは信じられないといった感じだったが
「はぁああああ、よかったぁああああ」
たちまち安心したように地面に座り込んだ
ゴンはレオリオに
「やったね！」
といって拳をだす
レオリオはそれを笑いながら自身の拳をゴンの拳にコツンとあわせた
ゴンはそのあと私にもやれと言わんばかりに拳を出してくるが
「わ、私はいいよ」
思わず断ってしまった
ゴンは寂しそうにしていたが
これで拳をあわせてまたあの時みたいになるよりかは全然マシだった
「そして最後に、ゴン殿」
空気を切り替えるようにしてナビゲーターがゴンを呼ぶ
「はい」
ゴンは私やクラピカとレオリオみたいに緊張した雰囲気はなく
落ち着いた感じで返事をした
「お前のそのとてつもなく人間離れした運動能力・観察力、ハンター試験を受けるのに十分値する。合格だ」
その言葉に皆笑顔になる
そしてレオリオの時と同じように拳を合わせていた
私はまたさっきのようにならないように少し離れたところでそんな三人の姿を見守っていた
私もいつか、彼らみたいに
何気ない行動を当たり前のように出来たらいいな
なんて思いながら……
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コップ娘(プロフ) - Skinさん» いえいえ。そんな大層なことじゃないですよ〜。これからも、頑張ってくださいね！応援してます！ (2018年1月25日 22時) (
レス) id: 2eb1e6ecfa (このIDを非表示/違反報告)
Skin(プロフ) - ありがとうございます！コップ娘さんにそう言って頂けると自身ついちゃいます(￣^￣) (2018年1月25日 22時) (レス) id: 6e41698a9d (このIDを非表示/違反報告)
コップ娘(プロフ) - 設定も物語も面白くて……ごめんなさい文才ないんでうまく言えませんが、とても面白いです！ (2018年1月22日 23時) (レス) id: 2eb1e6ecfa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Skin | 作成日時：2018年1月14日 16時
