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視界が明るくなった
パッと視界に飛び込んで来たのは及川さん
目の奥と頭が痛み思わず顔を顰めてしまう
起きれたんだ、私
現実と夢との区別が微妙だけれど、起きることができたらしい
なんか、私の周りには多くの人が着信集まっていてすごく煩い
なんか喋ってるけど、反応する事ができなくて、とりあえず体を起こした
ここは体育館のステージ？
誰がここまで運んでくれたんだろう
「Aっ！俺が誰だか分かる？！」
「A君っ！！！！」
呼び捨て。それだけのことで、及川さんがとても心配してくれていることが分かる
そして、今にも泣き出しそうなマリちゃん
ちょっと今は頭が混乱してるからか、2人の声がうるさく感じる
「……A、大丈夫か？俺が誰だか分かるか？」
続けて岩泉先輩
嗚呼、心配させてしまって申し訳ない
「あ、えっと、及川さんと岩泉先輩」
ずっと眉間にシワが寄っていたのに気がついて、顔の緊張を解く
「良かった。記憶喪失とかでは無いな」
安堵の息をもらすみんな
「俺、倒れたんですか？」
「……覚えてないのか？」
私の問に答えたのは岩泉先輩ではなく、鉄朗
ついさっきまで、リアルな夢を見ていたから鉄朗の姿を見るだけで変な緊張をしてしまう
それなのに、会話をするとなると声が震えてしまいそうになる
「……倒れるって思ったらそのまま意識無くなったっす。気がついたらここに居たし」
目を合わせず、少し早口で答えた
「Aちゃん大丈夫？」
ちょっとまて及川さん
ここでちゃん呼びはやべーですよ
見てよ。感じてよ
鉄朗と研磨から嫌悪な雰囲気を感じるよ
「……何がですか？いい加減ちゃん呼びはやめてくださいよ」
「……Aちゃん、泣いてるよ？」
そう言われてから気がついた
私は涙を流していた
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Mg(プロフ) - 白雪さん» わわ、2個目のコメントですね！ありがとうございます！もう少しで終わっちゃいますが宜しくお願いします！ (2021年9月4日 14時) (
レス) id: e89779c8e8 (このIDを非表示/違反報告)
Mg(プロフ) - 松巻一徹さん» コメントありがとうございます！私も好きです((そうじゃない← (2021年9月4日 14時) (レス) id: e89779c8e8 (このIDを非表示/違反報告)
白雪(プロフ) - やばい、めっちゃ泣ける。凄く感動できる物語ですね｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡ (2021年9月3日 23時) (レス) id: 7d04816b57 (このIDを非表示/違反報告)
松巻一徹 - あ、好きでs(((殴 (2021年9月3日 21時) (レス) id: 7fa4fbfbfc (このIDを非表示/違反報告)
Mg(プロフ) - 羅絵さん» わわ、コメントありがとうございます！神だなんて、、そんなこと初めて言わましたよ笑笑ありがとうございます！ (2021年9月2日 1時) (レス) id: e89779c8e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Mg | 作成日時：2020年11月14日 21時
