【HQ】お……女じゃねえからな！_2

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それからのこと、私と英には溝が生まれてしまった


多分、何かあったんだって皆が気がついている
けれどそれを聞かないでいてくれる


でも、この溝もどうにかしなきゃいけない


私の頭の中はごっちゃごちゃ


マリちゃんのこと、英のこと、これからのこと

それと、鉄朗と研磨のこと


どうしたらいいのか分からないけど、整理がつかないけど、前に進まなきゃいけない


あーぁ、もう合宿も数日しかないよ


「A君！お疲れ様〜！」


マリちゃんめっちゃ良い子
ホントに良い子


「ありがとう、マリちゃん」


「えっ、なになに？もしかして2人って付き合ってるの？」


突然とんでもない事をぶちかまして来たのは及川さん

暑さで頭がやられちゃったのかな？


「ふふ、それは内緒です」


わお、小悪魔マリちゃん


「そう言えばさ、Aちゃん」


「いい加減ちゃん呼び辞めてくれませんかね？」


「Aちゃんってお姉さん居たんだね〜」


わおいつも通りガン無視ですか


「えっ、なになに？Aって、お姉さんいんの？きれい？可愛い？何歳？」


花巻さんが喰いついてきたことによって、みんなの話題の中心は私の"姉"になった


さて、どうしようか……
てか、ここでこの話が出てくるとは思わなかったな


うーん、ここで終わらせたら楽かな

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