2 ページ2
皆〜お久しぶり〜♡
私の名前は如月Aだよぉ〜?覚えててくれたかなぁ?
え?覚えててくれた?A超嬉しい♡
……なーんて呑気に導入してる場合じゃないんですよねぇ、これが。
如月A二十四歳。ただいま絶滅の危機を迎えております。ヘルプミー。助けてスパゲットゥー。
五条「A。何が間に合ったの?教えてよ」
『わたっ…私ぃ、そんなこと言ったかなぁ…悟君♡っていうかぁ、どうしてそんな不機嫌そうな顔してるの?表情と言葉が噛み合ってないよぉ?まぁそんな顔してても悟君の顔は世界一だけどね♡』
そう。五条君がどんな表情をしていようが、彼の顔面偏差値に敵う男はこの世にいない。
いやぁ、顔面つっよ。今日も輝いて見えるよ。眼福。
五条「僕がキレてる理由本当に分かんない?」
『分から___』
五条「分からないとか抜かしたら今日は高専じゃなくてベッドへ直行だってこと踏まえた上で答えろよ。A」
『……えー…私が未だに五条君と結婚していないからでしょうか。それとも同居してるのに私が寝る時しか帰ってこないからでしょうか。将又私が朝起きてすぐ五条君に見つからないよう高専に行ってるからでしょうか。さぁ、どれだ』
五条「全部に決まってんでしょ。本当に弩級の馬鹿だね、お前」
『それが惚れた相手に言う言葉でしょうか、こんにゃろう』
如月A誘拐事件が幕を閉じた後、私が彼と結婚することになったのは周知の事実であります。
だがしかし。
『Aは結婚したくないお♡』
五条「ぶち犯 そうか」
『すみません、ごめんなさい、アイムソーリーヒゲソーリー』
五条「………」
『お願いします、そんな冷え切った目で見ないでくださいまし。私のメンタルはダイヤモンドからガラスにまで降格したから。アイアムガラスのハート』
五条「ねぇ」
『はい』
五条「ベッド行こうか」
『何故そうなる』
だから私は五条君と同居なんてしたくなかったんだ。
心が休まる暇がない。あ、目はいつでも癒されてるんだけどね?
『ベッドには行かない!!何故なら私は神聖なる処女だから!!』
五条「馬鹿に拍車が掛かったな」
『…ちょくちょく出てくる学生時代の五条君が私のメンタルをごりごり削ってくんだけど』
五条「そりゃ良かったね」
『良くねぇですよ』
3546人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
chiaki0708(プロフ) - テンポよく最後まで楽しく読みきれました!!また作者さんの違う作品も見に行きます! (2022年1月9日 9時) (レス) @page39 id: 26a665cc7a (このIDを非表示/違反報告)
七不思議零番たんでち - 作者さん!!!!これは御願いなのでやらなくてもいいんですが… 後日談(仲良し一年ズも出てくる)つくってほしいです!!!! 素晴らしい作品をありがとうございました!!!! (2021年4月3日 3時) (レス) id: 94bc23990d (このIDを非表示/違反報告)
柿助 - 完結おめでとうございます!作者様が書く夏油の切なげな恋が大好きでした!お疲れ様でした! (2021年3月31日 7時) (レス) id: fedb05499d (このIDを非表示/違反報告)
るーり - 完結おめでとうございます!なんだか、とても楽しめるお話でした!!作者様、最高!!! (2021年3月22日 14時) (レス) id: 7ac2a7ec47 (このIDを非表示/違反報告)
宮夢(プロフ) - 完結おめでとうございます!お疲れ様でした!次回作も楽しみにしています! (2021年3月21日 15時) (レス) id: 84aaee8034 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:刹葉 | 作者ホームページ:http://mobile.twitter.com/fall_0613
作成日時:2021年2月24日 18時