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「謝まるんじゃねェよ、..少しずつ慣れていけ。お前が大人になるまでちゃんと待ってやるからよ、＿＿」
＿＿＿
あれから数年の月日が立った。今年も彼女と夏祭りに来ている。
そして帰り道、今年は例年とは違う道を通っていることに彼女が気がつき
「十四郎さん、道..間違えて＿＿」
「間違えてねェよ、いつもみたいに野郎のところには送らねェぞ。...今日はお前のこと帰す気ねェから、」
そういって俺は彼女に近づき、彼女の耳元で
「お前ももう大人だろ、..この意味分かるよな、？」
そう囁くと一瞬にして彼女の顔が赤く染まり、「は、はい..」と気の抜けたような返事が返ってくる。...まだ大人になってなかったか？
そんな彼女のおどおどとした姿に思わず笑みが溢れる。俺はそんな彼女の頭にぽんっと手をおいて、
「ンな固くなるな、別に手出すとは言ってねェ。..とりあえず今日は、つーか...そろそろ俺と一緒にいてほしい。籍、入れねェか」
そういって俺は懐からある箱を取り出す。箱を開けるとキラリと銀色に光るリングが
それを見た彼女はポロポロと泣きながら
「は..はいっ、..!」
一度目は彼女とは仮の関係だったが、二度目は違う。
「おい、泣くんじゃねェよ..＿＿ほらよ、似合ってんじゃねーか。」
俺は彼女の手を取り、薬指にそれをはめる
「愛してる、梓＿＿」
今度こそ彼女を大切にする、そう誓い俺は彼女を抱き寄せてその唇に触れた
end
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aoo - 面白かったです。私も小説投稿してるから参考にしよーっと。完結お疲れ様でした。 (2020年3月1日 14時) (
レス) id: f91ea9aee4 (このIDを非表示/違反報告)
巴 - もどかしいと言うかストイックと言うか、そんな所が土方さんらしいですね。 (2019年7月21日 23時) (レス) id: 5637175f26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｼｵﾝ | 作成日時：2019年6月8日 22時
